素朴さと繊細さを感じるうつわ
象嵌による矢羽柄の文様が、素朴ながらもあたたかみを感じさせてくれるボウルです。
矢羽柄の象嵌は、土を削り、凹んだ部分に違う色の土を埋め込んで作るという、手間のかかる工程を経て生まれています。
土そのものの、温かさと、矢羽の文様がどこかノスタルジックな印象。
古民家カフェのような、ほっとする雰囲気があります。
同じ色、同じ製法ながら、焼成の加減で、ひとつひとつ表情や色の濃淡の違いがあります。
手仕事のならではの個性と温かみを感じて頂けると嬉しいです。
使いやすいサイズ感
やや深さのあるボウルは、手に持って使うのに丁度いいサイズ。
オリエンタルな雰囲気は、トムヤムクンなどのスープや、グリーンカレーにもぴったり。
ちょっと小腹が減った時には、ごはんの上にお好みのご飯のお供をたっぷり載せて、小丼としても。
1人分のサラダをふんわり盛ったり、お鍋や煮物を取り分ける取り鉢としても、重宝します。
作風・雰囲気について
大胆で勢いのある絵柄や、華やかな色づかいが特徴のやちむんのなかで、沖縄の土と伝統的な釉薬を使いながらも、″今の時代に合った物づくりを目指す″。
工房コキュさんの作品には、シンプルさのなかに、素朴さと繊細さが感じられます。
沖縄の「やちむん」とは、焼き物のことです。
大らかな風土を感じるような、あたたかみを感じる陶器です。
沖縄の陶器には、釉薬の塗りムラや、貫入と呼ばれるヒビ、重ね塗りした釉薬のたまり、凹凸やピンホールなどが見受けられる場合が多いのですが、これらも手仕事の器の個性のひとつとして、量産品にはない、味のある風合いを楽しんでいただければと思います。
ご使用上は問題なくお使いいただけます。
【 径 】 約13.5〜14.1cm
【高 さ】 約7.5〜8.0cm
【素 材】 陶器
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お気に入りを見つけてくださいね。
工房コキュ 一覧ページ
工房コキュ 芝原雪子
1975年 大阪府生まれ。
2001年 與那原正守氏、眞喜屋修氏に師事
2011年 独立。工房コキュを築陶
沖縄の土と伝統的な釉薬を使いながらも、シンプルかつ女性らしい繊細な作品を作っています。
工房コキュの名前は、作家・芝原雪子の名前を逆さまに読んだのが由来。
注意事項
○電子レンジ(あたため程度可)・食洗機のご使用は可、オーブン・直火のご使用は不可です。○手づくりのため、ひとつひとつ色合い、形、大きさ、厚みなどが少し異なり、個体差があります。〇ピンホール等が見受けられたり、柄の入り方、色味が違ったりする場合があります。〇ひとつひとつ違った表情をみせる、手作りならではのあたたかみのある風合いを楽しみたい方におすすめです。○作家・窯元によって、価格の見直し・改定が行われる場合がございます。
作家さんからのおすすめメンテナンス法
*目止めをする場合は、一晩、水につけるだけの方法をおすすめします。
(まれに目止めが原因でヒビが入り割れる現象があるためです。)