さり気ない美しさを放つうつわ
まるで食卓に大輪の花が咲いたかのような、美しいフォルムの大鉢です。
つややかな釉薬に、手の温もりを感じる造形。
ふわりと軽く、程よい厚みが手にしっくりと馴染みます。
シンプルだけれど凛とした美しさは、どこかノスタルジックな趣を感じさせてくれます。
形や厚みなどには、それぞれ若干の個体差がありますが、それもまた、手仕事ならではの魅力としてお楽しみいただけると嬉しいです。
普段使いにも、とっておきの時間にも
大鉢とは言っても、ほんの少しのおかずを上品に盛り付けて。
センスのいいルックスは、何気ない日常のワンシーンを特別なものにしてくれそう。
菜の花のお浸しやれんこんのきんぴらなど、いつもの副菜もグッとお洒落に大変身。
形に特徴のあるうつわは、食卓にアクセントを生み、楽しげな雰囲気を演出してくれます。
シンプルだからこそ、盛りつけるお料理によって表情ががらりと変わるのが、白いうつわの魅力。
丈夫でお手入れも簡単な磁器製で、気軽に暮らしに取り入れることができるのも、うれしいポイント。
真鍮や木のカトラリーとも合わせやすく、どんなお料理との相性が良いかを想像するのが楽しくなりそうです。
作風・雰囲気について
凛とした佇まいで、品を纏う宮田さんの作品たち。
使っていて馴染むようなうつわもいいけれど、「使いながらも程よい緊張感を持てるうつわ」もまたいいもの。
どんなうつわも最後はなるべく手で仕上げて、うつわに緊張感を持たせるというこだわりが、作品ひとつひとつに現れています。
【 径 】 約24.9〜25.4cm
【高 さ】 約7.4〜7.8cm
【素 材】 磁器
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お気に入りを見つけてくださいね。
竜同窯 宮田竜司 一覧ページ
竜同窯 宮田竜司
1976年 東京生まれ
1999年 高内秀剛に師事
2006年 益子町にて独立築窯
2012年 国展入選
以後毎年入選
2015年 栃木県芸術祭奨励賞受賞
2019年 国展奨励賞受賞
うつわを作る上で大切にしていることは、料理が主役となるうつわであることです。
料理の衣となるべく、盛りやすさ、使い易い大きさを心掛けています。
その上で自分の形が表現出来ればと思っています。
うつわのなかに現れる線がキリリと引き締めるものであればと思います。
手に取った方が使って楽しく料理し、盛り付けていただけたら幸いです。
注意事項
○手づくりのため、ひとつひとつ色合い、形、大きさ、厚みなどが少し異なり、個体差があります。○ピンホール等が見受けられたり、柄の入り方、色味が違ったりする場合があります。○ひとつひとつ違った表情をみせる、手作りならではのあたたかみのある風合いを楽しみたい方におすすめです。○磁器は、陶石を砕いた粉を練り上げて成形し、高温で焼成したものです。素地の組織が緻密で表面が白く、陶器に比べ硬質で丈夫な点が特徴です。吸水性がないため、シミやカビなど汚れがつきにくく、日常的にとても扱いやすいうつわです。○使用過程でまれに貫入(表面釉薬の亀裂)が入ることがありますが、ヒビや破損ではありませんので、ご使用に支障はありません○作家・窯元によって、価格の見直し・改定が行われる場合がございます。
作家さんからのおすすめメンテナンス法
○白磁は磁器土を使用しているので目止めの必要はありません。〇灰釉は生地を焼き占めているので、ほとんど吸水性はありませんが、粘土を使用しているので念のため目止めしていただけるとよいかと思います。〇色の変化はないかと思いますが、茶渋などが付着することはあるかと思います。〇電子レンジ(あたため程度可)・食洗機は研磨剤入りの洗剤は避けてください。オーブン、直火は不可です。