沖縄らしいダイナミックな絵柄
何を盛ろうか考えるだけで、お料理が楽しくなる汁マカイです。
ややクリームがかった白地に呉須と飴色の模様が映え、見ているだけで元気が沸いてきそう。
伸びやかな唐草のなかに引かれた2本の線が、うつわの表情を引き締めています。
ずっしりとしたイメージが強いやちむんの中では、重すぎず、厚すぎないのが陶眞窯さんの特徴。
高台の具合や縁の立ち上がりなども絶妙で、自然と手になじみます。
使う人に寄り添って、日常のうつわを作り続けてきた歴史の成せる技かもしれませんね。
小鉢としても
沖縄の言葉でお碗を意味する「マカイ」。
汁マカイという名の通り、汁物をいれるのにうってつけ。
栄養たっぷりつみれ汁や、具だくさんの豚汁はいかがでしょう。
ヨーグルトにグラノーラを添えた朝食や、あともう一品足したい時に、ひとり分のサラダを盛りつけたりしても◎。
「このうつわが使いたいから、この料理」なんて、献立がうまれる過程も楽しませてくれそうです。
スタッキング収納もOK!家族や来客用にと揃えておくのもいいですね。
作風・雰囲気について
伝統を守りながら、新しいもの作りに励む陶眞窯。
窯に火を入れる際、「生まらしみそーれ(生まれてきて下さい)」と祈りを捧げます。
沖縄の自然の恵みと作り手の情熱をたっぷり注がれ、産声をあげたうつわたち。
愛情豊かに育ててあげてくださいね。
大らかな風土を感じるような、あたたかみを感じる沖縄の陶器「やちむん」。
やちむんは釉薬の塗りムラや、貫入と呼ばれるヒビ、重ね塗りした釉薬のたまり、凹凸やピンホールなどが見受けられる場合が多くあります。
これらも手仕事のうつわの個性として、量産品にはない、味のある風合いを楽しんでいただければと思います。
【 径 】 約11.6〜12.0cm
【高 さ 】 約7.1cm
【素 材】 陶器
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陶眞窯 一覧ページ
壷屋焼 陶眞窯
相馬正和が壺屋の「育陶園」にて修行後、窯主として昭和50年に沖縄県恩納村名嘉真にて築窯。
昭和53年読谷村座喜味にに移窯。
現在に至る。
壺屋焼の伝統技術を守りつつ、独特の赤絵や染付け、魚紋、イッチンなど「常に新しいものを」を合言葉に新たな作品をつくり続けています。
注意事項
○手づくりのため、ひとつひとつ色合い、形、大きさ、厚みなどが少し異なり、個体差があります。○ピンホール等が見受けられたり、柄の入り方、色味が違ったりする場合があります。○ひとつひとつ違った表情をみせる、手作りならではのあたたかみのある風合いを楽しみたい方におすすめです。○電子レンジ・食洗機・オーブン・直火のご使用はお控えください。○使っていくうちに、色味や風合いなどの経年変化がみられます。○作家・窯元によって、価格の見直し・改定が行われる場合がございます。
作家さんからのおすすめメンテナンス法
○貫入という、うつわの表面にできる釉薬の細かい亀裂のような模様があります。キズとは異なり、水漏れなどはしません。手づくりの陶器の特質として、貫入によって変化する独特の味わいをお楽しみください。○吸水性が高いため、水分を含んだまま放置しますとカビやにおいの原因になります。使用後そのまま放置せず、できるだけ早めに洗い、乾いた布で拭き、しっかりと乾燥させてください。