こんにちは!うちる編集局のカクです。
今回は益子陶器市に行って来たので、その様子や、実際に見てきたおすすめの作家さんをいくつかのエリアごとに分けてご紹介していきたいと思います。
益子陶器市に関するまとめ記事は下記にありますので、行かれる際はこちらを参考にして下さい。
うつわ店主が教えます。【益子陶器市 2019春】の楽しみ方は?オススメ作家は?混雑は?
では、早速レポートしたいと思います。
つかもと広場
最初は、早朝につかもと広場に向かいました。
お目当ては、毎年大人気のよしざわ窯。
案の定行列が出来ていて、入れるか不安でしたが、40分程並んでやっと入場することができました!
よしざわ窯は約30名のスタッフで運営している窯元で、日々使うことを考えて作られた器たちはシンプルなデザインから凝ったデザインまで様々な物がありました。
よしざわ窯の作品は可愛らしいだけでなく、オーブンでも使用できるなど使いやすさにもこだわっているのも特徴です。
よしざわ窯の中でも特に人気のある「鳥の器」もたくさん並べられていました。
食卓を彩る器が、かなりお手頃価格で買えてしまうのも嬉しいですね。
よしざわ窯は陶器市期間中は整理券を貰って入場するか、行列に並ばないと入れないため、早めに行くことをおすすめします!
つかもと広場を出て里山通りを歩いていたら、美味しそうなクレープ屋さんがあったので買ってみました!
こちらは主に栃木県のイベントを中心に出店しているクレープ屋さんです。
特に生地にこだわっていて、豆乳とアーモンドパウダーを贅沢に使用しているそうで、生地だけ食べてもモチモチしていて、中の生クリームもしつこくなく、とても美味しかったです。
KENMOKUテント
クレープを食べながら歩いていたら、KENMOKUテントに到着。
可愛らしい顔はめパネルがお出迎え。
陶器だけでなく、ガラス製品や多肉植物を扱ったお店など個性的な作家さんたちが並んでいる印象でした。
川尻製陶さん。
益子町の眺めのいい丘で活動されていて、地元の土を使い薪窯で焼くことにこだわっているそうです。
コロンとして丸みを帯びたデザインが特徴的で思わず手に取ってみたくなる器がたくさん並んでいました。
おしゃれなスパイスミルなどもあり、実用的な作品に心惹かれてしまいました。
KENMOKUテントにあったAana Janaさんに立ち寄り。
こちらは本格的なインド料理を提供してくれるお店です。トマトの酸味とココナッツの甘さがマッチした南インドカレーはスパイスが効いていて、とても美味しかったです。
他にも揚げたてのサモサや、チャイなどもあるので休憩時のおやつタイムでの利用もよさそうですね。インド料理好きは是非立ち寄ってみてください。
益子焼協同組合
KENMOKUテントを出て少し歩くと、益子焼協同組合のエリアがあります。ここでは及川静香さんという作家さんを見てみます。
こちらは益子町で活動されている作家さんで、日常的に使いたくなる器を主に制作しています。
この作家さんの作品は優しい色合いとしっかりとした土の質感がとても印象的でした。形もシンプルで使い勝手が良さそうなので、普段使いにぴったりな器です。
夢HIROBA
お次は会場のど真ん中?にある夢HIROBAを見てみましょう。たくさんの作家さんが出展されていて、何処から見ていいか迷ってしまうくらいです。
まず最初に目についたのが、三田和未という作家さん。
こちらの作家さんは、数十カ国を旅する中で得た物が器作りに多大な影響を与えているそうで、オリエンタルで優雅な雰囲気の器を制作しています。
思わず美しいと声が出てしまうほど。不思議な魅力を持った作品たちを見ているだけで、癒されてしまいました。
夢HIROBAを回っていると、可愛らしい食器たちが目についたのでじっくり見てみます。
こちらは益子町で活動されている木のねという作家さんで、カラフルで優しい色合いと、見ているだけで楽しくなるような形が特徴的でした。
うちるでも取り扱いがありますね。
木のね 作品一覧ページ
普段使いにも丁度よく、日常に馴染んでくれること間違いなしです。
PEACESPACE
お腹が満たされたので、またしばらく歩いてみるとPEACESPACEというエリアに到着しました。
まずは入り口付近にあった菅谷太良さんという作家さんのテントから。
器ひとつひとつの色が本当に素晴らしく、カラフルでマットな色合いに虜になってしまいました。シンプルで使いやすい器から、おもしろい形の一輪挿しなど、家に飾りたくなるものがたくさん並んでいました。
お次は自然素材を利用し制作活動を行っている小林小林という作家さんです。
こちらは大工の経験を基に、自然の材木を使ったカッティングボードやヘラなどがたくさん並んでいました。美しい曲線が素晴らしく、置いておくだけで雰囲気が出るものばかりです。
路地裏テント
次はPEACESPACEの反対側にある路地裏テントを見に行きました。
ひっそりとした場所にありますが、個性的で素敵な作家さんがたくさん出展しているエリアでもあります。
まずは勝村窯という作家さんのテントを見てみます。
こちらの作家さんは、マットでキリっとした白色の磁器に伝統的な模様を描いている作品を多く制作していて、肌触りがとても良いのが特徴です。
日常に使える茶碗やマグカップだけでなく、飾って楽しむ作品もたくさん展示されていました。
お次は3kolme 比呂という作家さんのテントを覗いてみました。
丸みのあるデザインと目に優しい色合いが特徴の作品が多く並んでいます。つい手に取ってみたくなるぽってりとした質感と、ナチュラルな青色がとても印象的でした。
路地裏テントを出ようとしたら、素敵な木製品を扱うお店がありました!
こちらの作家さんは、日本人に馴染みのある杉に、草木染を施した作品を制作されています。形作りから染める作業まで全て手作業で行われているそうです。
木に草木染をすることで、木目の美しさや柔らかさを感じることのできる作品に仕上がっていました。
かまぐれの丘
次はかまぐれの丘に移動しましょう。
まずは、お目当てのシモヤユミコさんのテントに行ってみました。
シモヤユミコさんの作品はマットな白色を基調に、繊細で美しいしのぎや面取りの加工を施した器がたくさん並んでいました。
とても人気のある作家さんのため、狙っているものがある方は早めに行くことをおすすめします。
うちるでも取り扱いがありますが、現在はほぼソールドアウトになっています。
ご参考までにどうぞ。
シモヤユミコ 作品一覧ページ
喉が渇いてきたのでこちらのお店で飲み物を買って、休憩できる場所を探すことに。
こちらは常連となりつつあるお店で、ジェラートやコーヒー、「象の耳」という商品名の揚げパンなど、豊富なメニューが魅力的。様々なメニューで老若男女の欲求を満たしてくれるので、家族連れでも安心ですね。
甘いものだけでなく、しょっぱい系の物もあるので小腹が空いたときにもおすすめ。
階段を登って芝生の広場に行くといい感じの休憩スポットになっています。
一休みしたらまた器巡りです。廣川温さんという作家さんが気になったので覗いてみることに。
こちらの作家さんは素朴な風合いが特徴で、実用的な器を主に制作している作家さんです。
オーブンで使えるのはもちろん、直火でも使用可能なものもあり、料理好きにはたまらない器がたくさん並んでいました。
到着したのが午後だったので、残り少なかったです。朝早くからくればよかった!
ここら辺で、今回の益子陶器市のレポートはおしまいです。
最後に
2019年も個性豊かな作家さんが出展していた益子陶器市。器好きの方は一度は訪れてみたいイベントですよね。
今回は初めて益子陶器市に行く方向けに、おすすめの作家さんやグルメを紹介させていただきました。
益子陶器市に行く際の参考にしていただき、実際に手に取って器の質感や作家さんの雰囲気を感じて頂けたら幸いです。
当店で取り扱う、益子陶器市の作家さんの作品は下記から購入することもできます。
また、子どもがいるからイベントになかなか行けない、行ったけどほしい器に出会えなかった、という方!
当店は、”おうちに居ながら陶器市を楽しめる。”をコンセプトに、全国の陶器市やクラフトフェアから、『この人は!』と思った作家さんを取り扱い、販売しています。
よろしければ覗いてみてください。