こんにちは!作家さんのうつわを販売するお店『 おうちで楽しむ陶器市 うちる 』を営む店主のタケザワと言います。
前回、「ARTS&CRAFT 静岡手創り市」について紹介しましたが、今回は、静岡県の三島市立公園 楽寿園で開催されるクラフトフェア「Village」をご紹介したいと思います。
同じ静岡のなかでも、こちらは東側なので東京からでもアクセスしやすいです。
2021年第6回「Village」 は5月16日(土)、17日(日)の開催となります。
Villageの概要
2021年のVillageの概要は下記になります。
Village
日程: 5月16日(土) 17(日)
会場: 三島市立公園 楽寿園
静岡県三島市一番町19-3
駅から出て徒歩1~2分で着きますので、電車で行くのが良いかなと思います。会場の入場に300円かかります。
開催時期が5月ということもあり、過ごしやすい気候で、お買い物を楽しんでいただけると思います。
ただし、雨も多くなってくる時期なので、折りたたみ傘などもあると安心かもしれません。
Villageの様子
会場の楽寿園は、駅からすぐのところにこんなに自然を感じられるところがあるのか、と思うくらい緑豊かで、ゆっくりとした時間の流れを感じることができます。
途中、池を渡る橋があったり、園内には、レトロなメリーゴーランドや豆汽車があったり、動物広場では、ポニーやアルパカ、カピパラにも会えるのでお子さんを連れての参加も楽しいかもしれませんね。
また、周辺には三嶋大社や源兵衛川などの観光名所、雑貨屋やカフェなどもあったりで、イベントの後にも、ゆったりと街ブラも楽しめそう。
会場MAPは、このような感じになっています。
MAP上部にある駅前口から、下っていきます。
木々が生い茂る中、立ち並ぶお店を見ながらのんびりお散歩。
真ん中の黄色いところあたりに作家さんが沢山!
各所に、作家さんのブースがあったり、飲食のブースがあったりしますので、
気になるところがあれば、休憩しながら回るのが良いですね。
そのまま、下におりて、青いところや緑のところにいる作家さんもチェックです。
あと忘れがちですが、MAP右のほうにあるオレンジ色の、梅の小路にもお店がありますので、寄ってみてください。
また、以前いったときは、お子さんが一緒になって楽しめるようなワークショップもあったりして、お買い物だけじゃない楽しみ方もできます。
Villageでチェックしたい作家さん
今回のVillageでは103ブースの出展者さんが日本各地から集結します。
その中からオススメの作家さんを少しだけ紹介しますので是非チェックしてみてください。
1 河合竜彦
美しい白の、つるりとした質感が印象的。上品でお洒落な印象で洋菓子と合いそうな雰囲気ですね。白の無地のうつわは、安っぽく見えがちですが、形や質感の美しさから、他にはない世界観を感じられます。
2 フナハシモトハル
隅切や、輪花など、うつわなどに用いられるモチーフと、手彫りの質感によって感じられる木工のあたたかみが魅力です。
お花のデザインや変わった形のお椀などレパートリーも色々。美味しい日本茶を淹れて和菓子を添えたくなりますね。
3 藤村 佳澄
アンティークな雰囲気がかわいらしい。ブロンズの色味で作られた茶杯は、お菓子のカヌレに似せて作られています。絵本の中に出てきそうで素敵です。
4 谷井 直人
銀彩系の作品が多く、アーティスティックで目を惹き付けられるものばかり。シンプルな素材でも引き立ててくれるような器たちです。市松柄のデザインも素敵ですね。
6 田口智史
広島で作陶活動をされている田口智史さん。西洋のうつわや文様をモチーフにしたような作品は、思わずうっとりしてしまうような仕上がりです。
また写真にはないですが、貫入の入ったものもあり、そちらはアンティークのような雰囲気があり、素敵です。
6 古谷浩一
古谷さんの作品でよく見かける、ころんとしたデザインが可愛いりんごの器を始め、素朴な色合いの器もオススメです。
いつもの食卓に並べるだけでほっこり癒されてしまうような食器達を是非手に取って見てください。
7 小黒 ちはる
手びねりならではの味のあるフォルムに、手描きしたふぞろいのマルのかわいらしい模様。この2つがあいまって、一気に世界観のある作品に仕上がっています。
イベントなどでも、丸や線を使った独特な模様と、パステルな灰色みがかったブルーの作品たちは目を引きます。
8 石川隆児
デザインはいたってシンプルですが、美しくて、繊細で、男らしい、そんな雰囲気のうつわです。購入に行列ができ、整理券が配布されることも多いので気になる方は早めにどうぞ。
9 松本美弥子
銀彩の暖かい質感が特徴の松本美弥子さんの作品。
金属のように見えますが実は磁器。磁器に銀や銅を焼き付けて金属のように仕上げているため、月日が経つに連れ作品に味が出る経年変化が楽しめます。
松本美弥子さんのブローチを洋服に1つ付けるだけでおしゃれな雰囲気に。
10 芦澤和洋
一度見たら忘れない独特なデザインと色合いのスリップウェアを作陶している芦澤和洋さん。
スリップウェアというと手描きの自然にできる模様が特徴だったりしますが、ここまで整然とした文様のスリップウェアは他では見られないと思います。
11 nocogou
こちらのnocogouさんは日々の生活で見つけた様々な形をデザインに起こしてそれを生地にしてハンカチやポーチなどの布製品をたくさん生み出しています。
可愛らしいデザインで心温まりますね。お弁当の包みにこんなハンカチかわいいですね。
12 SUNn・寸
繊細でおしゃれなデザインが目を引くSUNn・寸さんの作品。
普段使いはもちろん、ちょっとした行事などにも付けて行けるような品のある雰囲気ですね。
シンプルなお洋服にも映えそうです。
5 聚落社
聚落社さんは、染め職人さんである矢野マサヒコさんが図案作成から商品企画までをした雑貨などをつくられています。
デザインも独特でとても可愛いんですよね。
当店のギフト用の包装紙は聚楽社さんで作っていただいています。
また、以前工場見学にお邪魔させていただいたときの記事もこちらに貼っておきます。
京都にある、紙もの雑貨「聚落社」の工場に行ってきました
Villageで楽しめるフード
手創り市といえば、欠かせないのがグルメですよね。
今回も自然の中で、美味しいグルメを楽しんじゃいましょう!
1 chipakoya
chipakoyaさんは、その時期の旬な食材を使ったスイーツやお料理を提供しています。あまり手を掛け過ぎず素材そのものの味を大切に作られていて優しいお味が楽しめます。
ジャムやコンポートなど、見た目もおしゃれで味も美味しい作品がずらり。インスタグラムでは、ナポリタンの写真をあげてる人もたくさん見られました。
2 夕顔 藤間夕香
東京板橋で季節の料理作っている藤間夕香さん。
会場・楽寿園の文化財梅御殿にて参加作家さんの茶器で「月花見」という香りにこだわった美味しいお茶をいただけるんだとか。茶会に参加した人は「月花見」を購入もする事も出来ます。
3 天然氷のかき氷 ふわり山ふわり
お皿に山盛りに盛られたフワッフワの氷にたっぷりのシロップが贅沢ですね。
こちらのかき氷に使用されている氷は、日光の「松月氷室」のものなんです。
お祭りのかき氷とはまた一味違ったスイーツとしてのかき氷をご堪能あれ。
4 IFNi ROASTING&CO
INFi ROASTING&COさんでは、店員さんが焙煎したての豆をその場で入れてくれます。
様々な雑誌でも取り上げられる有名店のコーヒーがイベントでも飲めちゃうなんて贅沢ですね。
Villageのアクセスについて
電車で行く
会場の三島市立公園 楽寿園までは、三島駅南口から徒歩1分です。
東京方面からは、
⦁新宿駅から小田急線・急行に乗り、小田原駅で東海道線に乗り換え三島下車。(約2時間30分。料金1550円)
⦁品川駅から新幹線・こだま号に乗り、三島下車。(約47分。料金4000円)
静岡方面からは、
静岡駅から東海道線・普通に乗り、三島下車。(約60分。料金970円)
となります。
車で行く
車で行く場合、会場には駐車場がないので近くのコインパーキングを利用することになります。
当日は混雑することも考えられるので、時間には余裕を持って向かってくださいね!
おわりに
初夏の暖かさの中開催される「Village」。駅からも近いので、気軽に行けそうです。
お買い物だけでなく、心地よい気候の中で、のんびりとお出かけ気分を楽しめるのも今回の「Village」の魅力でもあります。
イベントになかなか行けない、行ったけどほしい器に出会えなかった、という方!
当店は、”おうちに居ながら陶器市を楽しめる。”をコンセプトに、全国の陶器市やクラフトフェアから、『この人は!』と思った作家さんを取り扱い、販売しています。
よろしければ覗いてみてください。
(うちる店主 タケザワ)