こんにちは、うちる編集局アワムラです。
今回は、うつわ好き歴20年以上、洋食器が好きだった私が、どのように和食器好きになったのか、「うつわヒストリー」をご紹介します。
私物のうつわの一部。
タイで買ったホーローのうつわから、伊万里焼、金継ぎしたアラビアまで。
目次
うつわ好きになったきっかけ
うつわ好きを自覚し始めたのは、学生の頃。
インテリア雑誌を読むのが好きで、休みの日や授業終わりに都内のインテリアショップをめぐるのが楽しみでした。
雑誌で見たとおりのショールームのような店内に並ぶ家具や雑貨とともに、うつわにも目が行くようになりました。
圧倒的洋食器派
当時の私のうつわの好みは、紅茶好きのこともあり、圧倒的に洋食器派。
雑誌でもアンティーク特集が好きで、いつかコレクションしたいと妄想していました。
なかなか手が届かないものなので憧れもありました。
テーブルコーディネートを楽しめるうつわ
社会人になり、テーブルコーディネートの講座を見つけては、会社帰りや休日に通うのが生活の一部に。
教室にあるうつわを使ったコーディネート実習が面白く、季節やメニュー、テーブルクロスなどの組み合わせを考えながらうつわを選ぶ楽しさに目覚めました。
季節を感じる「和のうつわ」へのシフト
レッスンで季節にあったうつわ選びをするようになると、「和」のうつわもいいなと思うようになりました。
手が届きやすく、テーブルのアクセントに使える、豆皿や箸置きなどから少しずつ増やしていくようになりました。
使いまわしのしやすいモダンなうつわ
私はうつわ好きだけどモノを増やしたくないという、やや複雑な性格。
そこで、季節を問わずに使える、モダンなうつわを選ぶようになりました。
美濃焼のぎやまんシリーズは、和食にも洋食にも使えるオールマイティなうつわ。
染付にも北欧食器にもあうので、1つあると便利です。
世界で1つのうつわ 作家物にもひかれます
何にでもあううつわばかりだとシンプルすぎてしまうので、少し装飾のあるうつわに目が行くようになりました。
例えば、益子の遠藤薫さんや大分県の臼杵焼(うすきやき)のうつわ。
アンティークっぽいのに和のうつわというギャップもいいですし、臼杵焼はいったん絶滅したものを復活したというエピソードこみで面白いなと思っています。
これからも、まだ知らない作家さんや窯元に出会うために、うつわ店めぐりや、やきもの産地めぐりを続けていきたいです。
作家さんのうつわは、こちらからご覧いただけます。
うつわをそろえるときのアドバイス
ファッションやインテリアにも言えることですが、うつわの好みは年齢や生活の変化によって変わります。
私も昔買ったうつわになんか違うと感じ、いくつかは手放してしまいました。
せっかく買ったうつわを長く使い続けるために、そろえるときのポイントはこちら!
使うものから少しずつ
はじめから一気にそろえず、必ず使うものから手に入れましょう。
本当に必要なものは、生活していくうちに分かってくるものです。
迷ったときは「小皿」or「1つだけ」
買おうか迷ううつわがあったら、豆皿のような小さなものを選ぶか、1枚だけ買うのがおすすめです。
よく食べるメニューにあうか、手持ちのうつわとあわせやすいか、手に持った感じなど、実際に使ってみてしっくりきたら増やしてみるのがいいですよ。
うつわ好きになって変わったこと
うつわ好きになったことの最大のメリットは、行動範囲や興味の幅が広がったこと。
うつわを見に美術館や陶器市などに行くようになり、旅行ではうつわ屋さんに寄るようにスケジュールを組んでいます。
また、季節によって飾るうつわを変えるなど、小さな生活の変化がいくつもおきました。
みなさんもお気に入りのうつわを見つけて、日常のテーブルシーンをさらに楽しめますように!