ちょうど2年前に沖縄に行った際に、お会いした作家さんの作品を中心に、うちるには、初登場のやちむんが増えています。
まだ取扱店が少ない作家さんも多数いらっしゃるので、楽しんでいただけているのではないかなと思っています。
続々入荷中のやちむんはこちらからご覧いただけます。
そういえば、その買い付けの旅行記のようなものを書いてなかったなあと思い、記憶を辿りながら沖縄買付けの旅のことを書いてみたいと思います。
沖縄に行ったのは、6月3日~9日。
6月上旬の沖縄は実は、夏前、梅雨時期ということもあって、ピーク時の半分くらいの費用で行けてしまうんです。他にも11月~2月くらいも比較的安く沖縄に行けるんですよ。
家族旅行もかねて、と言いつつ、 約1週間かけて、レンタカーで沖縄をぐるっと一周してくるようながっちり買付け旅行でした。
そんな旅の様子を時系列で紹介していければと思います。
目次
1日目 那覇空港から北谷エリアへ
初日は、お昼に東京を出て、夕方前にチェックインです。
飛行機から、沖縄が見えてくると、テンションがあがりますね。
毎回写真を撮ってしまう、めんそーれの看板。
初日はあいにくの雨でした。
雨降ったのは1週間のうち2日くらいだったと思います(曇ってた日もあるので晴れは半分くらいですが、大雨は無かったです)
ホテルは、沖縄の窯元が沢山ある読谷村に近いところが良いと思ったのですが、3日も滞在するので、妥協したくないなあ。
そう思って調べていると、読谷村ちかくの北谷エリアに、ラ・ジェント・ホテル沖縄北谷という、新設するホテルがあるというので、そちらに決めました!
1時間ほど車を走らせてチェックイン。
ホテル、こんな感じでした(HPから写真を引用)
アメリカンビレッジという、ショッピング街の程近くにある、カジュアルなホテルです。
その夜は、浜屋という沖縄そばのお店にお邪魔しました。
沖縄来たらやっぱり沖縄そば食べたいですよね!
お肉もトロトロでとってもおいしかったです。
2日目 やちむん買い付けスタート
翌朝、少し早起きして、海へ。
おだやかな波と、透明度の高い海に感動。
パチャパチャ遊びます(AM6:00)
そして、おなかを空かして朝食です。
さて、この日は5人の作家さんと会うために、各地を転々としていきました。
小澤早苗
最初は、小澤早苗さんという、作家さんのところに行きました。
ちょうど移転する前ということでバタバタした中お邪魔させていただきました。
作品は、こんな感じのポップでカラフルなうつわです。
かわいくて元気でそうですよね!
土の種
次に土の種さんのところに行きます。
コンクリートむき出しの建物に緑が混ざって、なんだかとてもかっこいい。
アトリエという感じの場所でした。
建物のいたるところに作り途中の作品が並んでいます。
本当に様々な作品が多数並んでいて、この中からいくつか選んでオーダー。
土の種さんの作品はこちらからご覧いただけます。
工房ことりの
続いて、工房ことりのさんにお邪魔してきました。
作業場は、ギャラリーも兼ねていることもあって、とってもオシャレ。
やちむんというよりは、かわいらしくてクラフト感のある印象のことりのさんの作品。
「既存のデザインにとらわれない自由な発想で、ゆる~く楽しみながら制作しています。」とのこと。
素敵ですよね!
工房ことりのさんの作品はこちらからご覧いただけます。
この日、お昼何食べたんだっけ、、。バタバタしており記憶がありません。
陶芸こまがた
その後、陶芸こまがたさんの作業場に。
伝統的な素材(土)と絵付けが魅力の、こまがたさんの作品。
でも、この重なり合う点打(ドット)はあんまり見たことないかも。
とてもきれいに仕上げられるこまがたさんはきっと丁寧な性格なんだろうなーと感じました。
陶芸こまがたさんの作品はこちらからご覧いただけます。
青陶舎
この日最後に訪れたのは、青陶舎さん。
この力強い絵付けに心躍りました。
この日はこれにて買付け終了!
ちょっと早めの夕飯。
ホテルの近くの道の駅で、好きな魚を選んで、調理していただけるのです。
そこで、ビタローという、見たことも聞いたこともない沖縄の魚をいただきました。
タイの仲間のようで、バターソテーでいただきました。
これが大変美味でした。
3日目 読谷村方面に買い付けへ
3日目は快晴!この日は読谷村方面に。
陶眞窯
最初に陶眞窯さんにお伺いしてきました。
ものすごい大きな窯元で、沢山の人が働いていました。
大きな登り窯もあって圧巻です。
そこで成形も絵付けもしているのですが、 え?これ手でやってたんですか?というくらいどの人も本当にきれいに仕上げるんです。
陶眞窯さんの作品は、やちむんらしい絵付けと、丁寧な仕上がりが魅力なので、初めてやちむんを買うという方には安心して買っていただけると思います。
陶眞窯さんの作品はこちらからご覧いただけます。
南陶窯
続いて訪れたのは、南陶窯さん。
お邪魔すると、そこはギャラリー。
素敵なうつわが沢山並んでいました。
南陶窯の久場さんは、この仕事を始める前に、陶芸家と言えばこんな人、と想像するような、THE 陶芸家という雰囲気の方でした。
窓からは、高い建物がなく海まで一望できます。
「これは、結婚式の引き出物がきっかけで作ったんだよな」とかそんな話を談笑しながら、作品の写真を撮らせていただきました。
この日は暑くて暑くて、いただいたお茶が美味しかったのをよく覚えています。
南陶窯さんの作品はこちらからご覧いただけます。
土工房陶糸
この後は、土工房陶糸さんのところにお伺いしました。
うちでもカラフルなものを何種類かとらせていただきました。
作風が、自由な感じがして素敵ですよね。
土工房 陶糸さんの作品はこちらからご覧いただけます。
この日最後は、ノモ陶器製作所さんです。
ノモ陶器製作所
ノモ陶器製作所さんの作品は、前から気になっていたのですが、なかなかお会いできず、ようやく会いに行けました。
作業場と、焼きあがっている作品をいくつか見せてもらい、オーダー。
思った通りの素敵な作品ばかりでした。
ノモ陶器製作所さんの作品はこちらからご覧いただけます。
那覇を抜けると、沖縄の町並みは、高い建物がほとんどなくて、本当に気持ちいい景色です。
4日目 恩納村エリアを目指して北上
この日は、北谷エリアから北上して、恩納村エリアに入ります。
ツチノヒ
道中、立ち寄り1軒目は、ツチノヒさんです。
自然豊かなおうちに、柔らかなツチノヒさん夫婦。
こんな感じの素朴な雰囲気のうつわを作られるのも、イメージにぴったりでした。
ピッチャーとか、フタモノとかもかわいいですよね。
その後、mugさんのところに立ち寄りました。
mug
市場の中に、作業場があり、え!こんなところにあるんだ!と驚きました。
やちむんらしいデザインや、絵付けの中に、女性らしさを感じますよね。
やはり作り手によって大胆でおおらかな男性的な絵付けにもなれば、繊細で可愛さが残る女性らしい絵付けにもなるんだなと思いました。
ちなみに、この奥に写ってる、マフィン。驚くほど美味しかったです!
この日は新しいホテルにチェックイン。
ホテルマハイナウェルネスリゾートオキナワにお邪魔しましたが、なんと言ってもこのプールが魅力的でした。
またパチャパチャとプールで遊びます。
そういえば!この日初めて、ルートビアを飲みました。
すごいびっくり!湿布飲んでるみたい!飲んだ瞬間「湿布だ!」と叫びました。
沖縄名物で、好きな人はドハマりするようです。
なんとなく慣れてきましたが、全部は飲み干せませんでした、、。
5日目 古宇利島でリフレッシュ
朝の景色も最高!元気注入。
この日は予備日にしていたのですが、順調だったので、観光がてらドライブしながら那覇に戻ります。
さてどうしようか、と考えて、古宇利島に行くことにしました。
本島屈指の絶景スポットというので行ってきましたが、この橋から見える景色。
エメラルドグリーンの海は初めて見る景色でした。
この日も海でパチャパチャ。
雷雨予報が出たので、小一時間くらいで切り上げます。
そして、那覇に行き、また次のホテルチェックイン。
沖縄旅行も残りわずかになってきました。
6日目 南城エリアへ
初めての、南城エリアに向かいます。
はじめは、那覇の壺屋にある、工房くばやーさんにお邪魔しました。
工房くばやー
ギャラリーには、カラフルで楽しげなうつわが沢山。
なんと、絵も描くそうで、アーティスティックな大きな絵がたくさん置かれていました。
一枚買おうかなぁと悩んでしまいました。
とてもかっこよくて、素敵な雰囲気のくばやーさんをあとにして、次は凸凸製作所さんに。
ここからは南城エリアに入ります。
海も、沖縄の他のエリアとは違う表情。
なんだか外国みたい(沖縄自体けっこう外国感ありますけどね)
凸凸製作所
凸凸製作所さんの作品は、つるりとした磁器で、絵付けもキュート。
そのあと、こちらも南城エリアで、陶房みんどぅまさんのところに行ってきました。
陶房みんどぅま
こちら写真が少ないのですが、普段使いできるものから、インパクトのある作品まで拝見させていただきました。
この青い陶板とか迫力ありますよね。
7日目 最終日はA&Wでハンバーガーを
最終日は、空港に帰って、帰るだけ。
ということで、最後に、A&Wを体験してなかった!と思い、空港でハンバーガーを食べました。
このころには、湿布味のルートビアにもハマってしまい、ドリンクはもちろんルートビアです。
1週間も沖縄!と思いましたが、買付けでぐるりとまわると思った以上に時間がなかったなと思います。
また時期を改めて、沖縄に買付けに(遊びに)行こうと思います!
沖縄に訪れて買い付けた作家さんの作品はこちらからご覧いただけますので宜しければご覧ください。
それでは、最後までご覧いただきましてありがとうございました。
皆さまがよい作品と出会えますように!
(おうちで楽しむ陶器市 うちる)