こんにちは!作家さんのうつわを販売するお店『 おうちで楽しむ陶器市 うちる 』を営む店主のタケザワと言います。
今回は、長野県松本市で毎年春に開催されているクラフトフェアまつもとについてご紹介したいと思います。
クラフトフェアの草分け的存在とも言える、クラフトフェアまつもとは、規模もかなり大きいクラフトフェアですので、みどころ満載です。
過去に行ったときの体験談や、楽しみ方、アクセスについてご紹介するとともに、オススメの人気作家さんについてもお伝え出来たらなと思っています。
目次
『クラフトフェアまつもと』とは
クラフトフェアまつもとは、毎年5月末に開催されているクラフトフェアで、250以上の出展数を誇る非常に大きなクラフトフェアです。
出展作品は陶器だけでなく、木工品、ガラス細工、錫などの金属製品、あるいは染め織りものまであり、さまざまな種類の工芸品に出会えるのも魅力の一つです。
以下に2019年の開催日程をまとめてみました。
クラフトフェアまつもと 概要
開催日:2023年5月27日(土)~5月28日(日)
時 間:10:00 – 17:00
場 所:あがたの森公園 長野県松本市県(あがた)3-2102-4
クラフトフェアまつもとの雰囲気
大きなヒマラヤスギの並木道が続き、趣のある森林公園といった雰囲気の会場です。
陶器から木工、ガラス、バッグまでバリエーション豊富だから見ているだけで楽しめます!
2日間で来場者数約5万人と相当な人出が例年見込まれますので、欲しい作家さんがいるなら初日午前中がおすすめです。
食べ物のブースも多数出展しているので、気持ちのよい公園でおいしいご飯が楽しめるのもうれしいところです!
クラフトフェアまつもとの楽しみ方
クラフトフェアまつもとは出展数250以上とかなりの規模です。
着いたら、マップで下調べをしつつ、お気に入りの作家さんを優先的に回るのがいいと思います。
マップは会場入り口付近と、中心辺りの「総合受付」でも配布しています。
うちる出展の作家さんもご紹介しているので、宜しければ参考にしてみてくださいね。
マップの見方と回り方
正門から入ると、出店者がそれぞれテントをはっていて、作品を見ることができます。
肝心な作家さんのブースの場所ですが・・・残念ながら出展者の方が当日の朝決めるため、事前にはわからない部分も多いです。
当日、あがたの森公園の中心あたりに設置される「総合受付」前の会場マップに出展者さん自ら掲示してくれます。
どうしてもほしいという作家さんがいる場合は、まず会場マップをチェックしてみましょう。
食品ブースは、哲学の道~タクシー乗り場の辺りに出展される予定です。
飲食店も人気のお店ばかりなので、どうしても食べたいものがある場合は、先にお昼ごはんを確保しておくのもおすすめですよ。
やはり会場が広く出展数も多いだけに、あとで『こんな作家さんもいたんだ!』となってしまってはもったいないので、予習しておくといいと思います。
出展者リストが主催者側から公開されていますので、リストをみてチェックしてみましょう。
また、多彩なジャンルの工芸品が一堂に会するのもクラフトフェアまつもとの魅力の一つです。ご紹介したマップの見方を参考にジャンルごとに回っていくのもいいと思います。
それではおすすめの作家さんをご紹介していきます。
おすすめの作家さん
陶器
清岡 幸道
落ち着いた色の渋いうつわはよく目にしますが、清岡さんのうつわは、他にはない複雑で魅力的な色が特徴です。
料理をより鮮やかに見せてくれる、料理が楽しくなるようなうつわ。
耐火シリーズのお皿は特に人気で、いつもすぐに売り切れてしまうそうです。
こいずみ みゆき
うちるでも取り扱いのある作家さん。
シンプルでどこか懐かしさを感じるうつわです。
レンジでの使用可、すっきりとしていて収納しやすく、使い手のことを考えて作られたことが伝わってきます。
田屋 道子
かわいらしくやさしい模様が特徴的なうつわです。
フォルムもとても美しく、田屋さんのうつわが1つあるだけで、食卓がやわらかく華やぎそうです。
中川 紀夫
うちるでも取り扱いのある作家さん。スリップウェアの魅力を感じられるうつわです。
存在感があり華やかな一方、柔らかさがあり主張しすぎないので、 食卓にすっと馴染んでくれます。
木工
長谷川 誠
木の温もりを感じられるうつわ。
持ち手が特徴的な木のカップは、ひとつひとつ持ち手が違うそう。気に入るものをじっくりと選ぶのも楽しそうです。
南 裕基
うちるでも取り扱いのある作家さん。
使いやすさを重視して作られた、シンプルで温かみのある木のうつわです。飽きのこないデザインで、使えば使うほど味がでてくるので、ずっと愛用できそうです。
ガラス
寺西 将樹
深い緑色が綺麗な、くるみガラスのうつわ。繊細な模様もとてもかわいらしく、素敵です。
フルーツを入れたり、お花をいけたり。シンプルなものでもうつわに入れるだけで、さまになります。
金属
守田 詠美
うちるでも取り扱いのある作家さん。
シンプルで落ち着いた色味の、金属のうつわです。使っていくうちにさらに色が深くなり、より使いやすくなります。変化を楽しむことができ、暮らしをより豊かにしてくれる、そんなうつわです。
その他(カゴ)
細川 由紀子
丁寧に作られたことが伝わってくる、美しい竹カゴです。
ピクニックに持っていっても良いですし、大切なものを入れてインテリアの一部にもできます。
その他(アクセサリー)
池内 和美
つぶつぶや、蓮の実などユニークなデザインのアクセサリー。
シンプルなのでどんな服装にも馴染みます。
植物をモチーフにされていて、ナチュラルさと力強さが感じられる作品です。
ランチ
ご飯もの
時代遅れの洋食屋 おきな堂
松本で長く愛されている老舗洋食屋さん。常に行列ができるほど人気のお店です。
メンチカツやカレーなど定番の洋食メニューが食べられますよ。
おやつ・デザート系
te.to.te
イベント出店でも人気のお菓子屋さん。
タルトやクッキーなど焼き菓子を中心に、国内産の原材料にこだわって作られたやさしいお菓子が食べられます。
味はもちろん、見た目もとてもかわいく、ほっこりできますよ。
Chipakoya
旬な果物で丁寧に作られたジャムや、焼き菓子が人気。
ジャムは試食して購入することもできるので、お気に入りのジャムが見つかるかもしれません。
焼き菓子は甘さ控えめで、素材にこだわって作られているので安心して食べられます。
アクセス
主なアクセス方法は以下の通りです。
【バスで】
松本駅から「タウンスニーカー東コース」・「北市内線東まわり」・「横田信大循環線」の路線バスで約10分
「秀峰学校前」で降ります。
その他、臨時シャトルバスが運行されます。
詳細はこちらからどうぞ。
【車で】
長野道松本ICから国道158号線を経由し、松本市街地まで15分ほどです。
会場周辺に駐車場はないため(※あがたの森公園駐車場は、フェア当日は使用不可)市内の有料駐車場となります。
また期間中道路の混雑が予想されるため、公共の交通機関を利用した方がスムーズに移動できそうです。
※松本合同庁舎は無料駐車場として利用できます。
また合同庁舎からは松本駅までシャトルバスが運行されます。
ただし、満車の可能性もあり。
松本市内の駐車場詳細はこちら
駅近くに泊まりの方は、徒歩でも松本駅から20分ですし、一本道なので、ちょっと早めに出て、歩いて松本市の町並みを楽しみながら会場に向かうのもアリかもしれません!
ちなみに私はいつも歩きで行ってますが、全然楽しんでいけると思います。
最後に
なにげないものだけどこだわってみるととても生活が楽しくなるもの、それが工芸品のよさだと思います。
幅広いジャンルの作品が出展しているのできっとお気に入りの一品が見つかるのではないでしょうか。
また、当店では “おうちに居ながら陶器市を楽しめる。” をコンセプトに、全国の陶器市やクラフトフェアに足を運んで出会ったすてきな作家さんを取り扱い販売しています。
クラフトフェアまつもとで出会った作家さんがたくさんいらっしゃいますので、よかったらぜひ覗いてみてください。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。皆さまがよい作品と出会えますように!
(うちる店主 タケザワ)