うちる編集局スタッフです。
今回は、どんぶりを使ったテーブルコーディネートをご紹介します!
どんぶりに合わせてコーディネートすると、いつも同じになって変わり映えしない、
生活感が出ておしゃれに見えない、などと思われる方がいるのではないでしょうか?
この記事では、テーブルコーディネーターでもあるスタッフが、おしゃれに見えるコツを実例とともに紹介します。
先にどんな商品があるのか見てみたい!という方は、こちらからご覧ください。
目次
どんぶりを使ったテーブルコーディネートのポイント
トレーを使ってカフェ風に
いつものどんぶりをトレーに載せるだけで、なんだかお店のような雰囲気に。
例えば、木製のトレーなら、オーガニックカフェのようなほっこりとしたテーブルに。
光沢のある漆器のトレーを使えば、フォーマルなシーンやおもてなしにぴったりです。
トレーの色や素材を変えるだけで、テーブルの印象が変わります。
お気に入りのカフェや定食屋さんをお手本に試してみましょう。
また、トレーを使うことで、1人分の席の範囲が分かりやすく、配膳もしやすいですよ。
どんぶりにあわせて小皿を選ぶ
どんぶりを使う場合、副菜を盛り付ける小皿や飲物用のカップなども必要です。
小皿などサブのうつわは、メインのどんぶりに合わせて選びましょう。
例えば、どんぶりが白い無地なら、箸置きや豆皿は柄物にすることで、どんぶりが引き立ちます。
また、どんぶりが柄物であれば、柄に使われている色の湯呑みや小皿を選ぶことで、まとまりのあるコーディネートになりますよ。
色使いは3色までですっきりと
テーブルで使う色は3つに絞りましょう。
そうすることで、統一感のあるコーディネートになります。
例えば、柄物のカラフルなどんぶりをメインにするなら、合わせるうつわは無地やガラス、木目のものにするとまとまりやすいです。
写真では古伊万里風のどんぶりに、白のうつわを合わせています。
柄は内側と縁だけなので、すっきりとした印象になっていますね。
小物使いにもこだわって
どんぶり料理では、使ううつわの数が比較的少なめです。
そのため、箸置きなど小物選びにもこだわりましょう。
例えば、ブラウンのどんぶりとベージュの小皿に赤い花の箸置きを合わせるだけで、インパクトのあるコーディネートに。
洋服にあったアクセサリーを選ぶように、アクセントになる小物を使うことでテーブルの印象がガラッと変わりますよ。
箸置きや豆皿、レンゲなどはかさばらないので、色々なタイプのものを持っていると便利です。
マネしたい!どんぶりを使ったおしゃれなテーブルコーディネート
食材が引き立つ!シンプルな色使いのテーブルコーディネート
モノトーンのシックなコーディネート。
どんぶりは暗い色合いのもの、小皿や箸置きは明るい色のものにすることで、コントラストのあるおしゃれなテーブルになります。
どんぶりはよく見ると金彩が施されており、箸置きもオブジェのような個性的なフォルム。
凝ったうつわを使っているので、地味な印象になりません。
どんぶりに木のカトラリー、飴釉のカップを合わせて茶系でまとめたコーディネート。
カトラリーの持ち手の赤や青が、いいアクセントになっています。
また、メインのどんぶりは焼き締め、副菜用の小鉢は釉薬がたっぷりと掛かった光沢のあるものを使用。
質感の異なるものをバランスよく使うことで、メリハリのある食卓になっていますね。
色味が少ない場合、違う質感のものを組み合わせる、小物使いを工夫することで、いつものテーブルが変わりますよ。
グレージュのどんぶりに、グレーの小皿を合わせたシンプルなコーディネートです。
落ち着いたトーンのうつわに、鮮やかな具が引き立っています。
小皿のリムがいいアクセントになっています。
茶系でまとめたコーディネート。
土の温かみを感じる同系色のうつわを使うことで、統一感がぐっと上がります。
盛り付ける食材の色が引き立つので、うつわの色はあえて控えめにするのもいいですね。
具だくさんのメニューや品数が多い場合は、ワントーンのコーディネートもおすすめです。
白だけでも素敵!ワントーンコーディネート
ファッションでもよく見られる、白1色のテーブルも素敵です。
食卓に統一感があることで、きちんとした印象になりますし、どんな食材も引き立つ間違いなしのコーディネートです。
色が少なくて寂しいと感じたら、トレーやカトラリーを木製にするなど、異素材の小物とあわせると雰囲気が変わります。
さまざまなタイプの白いうつわを使用したコーディネート。
形や質感などが異なるので、まとまりつつも単調な印象にはなりません。
手持ちの白いうつわを組み合わせることで、手軽にワントーンコーディネートができますよ。
トレーを使った定食屋さん風コーディネート
麺類を楽しむコーディネート。
トレーに1人分のうつわを並べることで、お店でいただくようなきちんとした雰囲気になりますね。
また、どんぶりとグラスが円形なので、小皿の角形がポイントになっています。
表面に凹凸のあるトレーは、手仕事の味わいを感じるだけでなく滑り止めの役割も果たしています。
配膳と片付けがスムーズにできるので、トレー使いを習慣にするのもいいですね。
ラーメンを楽しむテーブルコーディネート。
華やかな赤絵のどんぶりと小皿の赤、内側の唐草模様と箸置きの青がリンクしています。
柄物が複数あっても、色の数を絞ってトレーに載せることで、まとまりのあるテーブルになりますよ。
異素材ミックスを楽しむテーブルコーディネート
白いどんぶりを主役に、茶色の小鉢とガラスのうつわでまとめたコーディネートです。
白がメインなので、小鉢の茶色が目を引きますね。
ガラスを多用することで、麺を味わう夏の雰囲気が良く出ています。
ガラスのうつわを陶器に変えれば、秋冬っぽいコーディネートになりますよ。
茶系でまとめた、ほっこりとするコーディネート。
竹かごや木のお椀という自然素材のうつわをあわせることで、ほっとしたあたたかみを感じますね。
どんぶりとお椀、湯呑みの色のトーンがそろっているため、まとまりのある食卓になっています。
モダンなテーブルコーディネート
おしゃれなボウルのようなどんぶりに幾何学模様の長皿、リネンのテーブルクロスを合わせた和洋ミックスのコーディネートです。
洋風の生活で和食からエスニックまで楽しむ、今のライフスタイルに合った食卓ですね。
モダンな柄のどんぶりを選ぶことで、コーディネートの幅も広がります。
焼き魚をメインにさまざまな小鉢を楽しむ、定食メニューのコーディネートです。
シックなオーバルプレート、個性的なフォルムのフリーカップ、ガラスのボウルなど、バラバラの個性のうつわもトレーに並べるとすっきりとした印象に。
ヘリンボーン柄のモノトーンどんぶりは、どんなうつわとも相性がいいので便利ですよ。
柄物のうつわを組み合わせたコーディネート
縞模様のどんぶりをメインにしたコーディネートです。
白を基調に、染付の青、湯呑みと箸置きの茶でまとめています。
白の面積が多く、色の数が絞られていることで柄物どうしでもすっきりと見えますね。
小皿の柄に一部だけ入っている赤がアクセントになっています。
やちむんを使ったインパクトのあるコーディネート。
全て柄が違いますが、青、緑、赤の3色で使いのため、統一感がありますね。
柄物のうつわを複数使いする場合は、柄が似ているものを使うとまとまります。
同じ作り手や窯元のものを選ぶとコーディネートしやすいですよ。
どんぶりを使ったテーブルコーデは、小物や色使いでいつもの食事をもっと楽しく!
どんぶりは、カジュアルなイメージがあり、一緒に使ううつわの数も少なめ。
テーブルコーディネートなんて楽しめるの?と思う方もいるかもしれません。
でも、普段のおうちご飯だからこそ、使ううつわや小物使いにこだわってみましょう。
お客様用にしまっておいた有田焼の古伊万里柄のどんぶりに、赤い小皿をレンゲ置きにして、木のトレーに並べればいつものラーメンが断然美味しそうに見えてきます。
うつわ選びや小物の合わせ方をちょっと工夫するだけで、どんぶりのある風景が変わります。
この記事を参考に、どんぶりを使ったテーブルコーディネートにチャレンジしてみませんか?
今回ご紹介したどんぶりは、こちらのページからご覧いただけます。
どんぶりについてもっと詳しく知りたくなった方は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
・【どんぶり好き必見!】ラーメンやうどんにもぴったりのおしゃれな丼をご紹介
・【どんぶりの歴史とルーツを探る】選び方のポイントも詳しく解説します
・【どんぶりの産地を知って選ぼう!】産地別の特徴を詳しくご紹介
最後までご覧いただきありがとうございました。
皆さんがお気に入りのうつわと一緒に、すてきな時間を過ごせますように。