こんにちは、おうちで楽しむ陶器市うちる 編集局のタキです。
400年以上の歴史がありながら、どこかモダンでポップな印象がある「波佐見焼」。
長崎県・波佐見町で作られる伝統的な焼き物です。波佐見焼のうつわはSNSでも大人気で、うつわ好きなら知っている方も多いと思います。
波佐見焼のすてきなうつわを使うだけで、毎日の食卓が華やかに楽しくなりますよね。
でも、ただなんとなくうつわを並べるのではなく、ポイントやコツを掴めば、さらにおしゃれな印象になります。
そこでこの記事では、テーブルコーディネートがマンネリ化している方や、波佐見焼を使ったおしゃれなテーブルコーディネートが知りたい!という方へ。
おしゃれなテーブルコーディネートの実例をご紹介します。
最後にはテーブルコーディネートを作るコツもお伝えしますので、気になった方はぜひ参考にしてみてください。
目次
いつもの器を波佐見焼に変えてみる
デイジーのプレートを使ったテーブルコーディネート。
デイジーの花が見えるように真ん中にパンを置けば、リースに囲まれて華やかな雰囲気になります。お皿の柄と料理の配置に注意してテーブルコーディネートを作ってみてください。
いつもの朝ごはんが簡単にグレードアップします!
大人気シリーズ、白山陶器・ブルームのプレートがおしゃれなランチ。
カレーなど汁気のあるものを盛ると、縁に描かれた植物モチーフがバランスよく見えて洗練された雰囲気になります。
白×瑠璃色がきれいなースプレートに、グリーンカレーの色がマッチしていて素敵です。
波佐見焼は、発色の美しさが魅力のひとつです。
いつもの朝ごはんも、色鮮やかな波佐見焼のうつわを使うだけでパッと華やかな雰囲気に。
お茶碗や小皿は色を抑えてバランスをとると、統一感がうまれておしゃれなテーブルコーディネートになります。
ボーダー柄のどんぶりとボウルを使って中華丼とスープを。
波佐見焼のボーダーシリーズは、線の太さや本数、配置などが工夫されていていろんな種類のうつわがあります。
種類の異なるボーダー柄のうつわを組み合わせることで統一感がありながらも遊び心のあるテーブルコーディネートになりますね。
ペアコーディネートがおしゃれ
ペアコーディネートを作る時は、同じ種類で色違いのお皿を使うなどして少し変化をつけるとおしゃれな雰囲気に。
メインのお皿は白いシンプルなお皿で、サブのお皿は柄のあるものを合わせてバランスをとっています。
丸い葉っぱモチーフがかわいい波佐見焼のお皿は、どこか北欧の雰囲気を感じるモダンな印象。食卓を一気におしゃれにしてくれるうつわです。
スクエアプレートを使うと一気にモダンな雰囲気に。
お皿もマグカップも、形だけ揃えて色を変えるとポップなテーブルコーディネートになります。
シンプルな朝ごはんも、波佐見焼のうつわを使えば楽しい食卓に早変わり!
さりげなく描かれた草花がおしゃれなオーバルプレート。
模様や色からエスニックな雰囲気を感じるので、カオマンガイがぴったり合っていますね。
お皿が1種類だけだと食卓がさみしく感じてしまいがちですが、プレートご飯なら料理の色が鮮やかなのでさみしさを感じさせません。
ワンプレートの盛り付けにもぴったり
アメリカのダイナーをイメージして作られたHASAMIシリーズ。
イエローが鮮やかなプレートには、ハンバーガープレートがぴったり似合います。
ケチャップとマスタードを入れた小皿がアクセントになっていてすてきです。
おかずをちょっとずつ、小皿も使いながら盛りつければ、まるでレストランで出てきそうなクオリティの高いワンプレートご飯に。
デイジーの花を隠さないように、真ん中に盛りつけることで華やかな雰囲気が演出できますよ。繊細で上品なデイジーの花が、シックな食卓の雰囲気を作っているようです。
ワンプレートなら8寸くらいのお皿が丁度良いです。
モダンなパターン柄がおしゃれなうつわを使ったワンプレートご飯。
形が正方形なのもかわいく、使いやすさも抜群!
小さいおにぎりを並べてみたり、おかずをちょっとずつ並べたりと自由にワンプレートが楽しめますね。
デザートやティータイムに
白山陶器・ブルームのプレートやティーカップは、ティータイムにぴったり!
植物モチーフの柄が上品で、お友達のおもてなしにも使えますね。
シンプルな色と柄なので、すべて同じシリーズで揃えてもくどくなりません。
HASAMIのプレートの上に、シフォンケーキとそば猪口に入れたカフェラテをのせて。
プレートの中にスイーツだけでなくカップとフォークをのせることで、カフェのようなおしゃれな雰囲気になりますよ。
日本最古の漫画といわれる鳥獣戯画の絵巻物の一場面が絵付けされたそば猪口がなんともいえない可愛さで、ティータイムを楽しい時間にしてくれます。
デコールシリーズのカップに、白玉や最中など和スイーツを素敵にコーディネートしています。カップのお花は、チロリアンテープをイメージして描かれているそう。
レトロな雰囲気の絵柄が、和スイーツとマッチしていますね。
赤や黄色などハッキリした色合いが並ぶと、ポップでかわいらしい印象に!カップの下に敷かれたプレートも同じシリーズのもの。合わせて使うことで統一感が生まれて素敵です。
お酒の時間にもこだわりを
“ものはら”と描かれたデザインが渋い瓶は、くらわんかコレクションのもの。
1790年頃、お醤油やお酒を詰めて輸出に使われたコンプラ瓶の形や風合いを再現しています。
どこかなつかしく、力強さを感じる瓶に入ったお酒は、より一層おいしく感じられそうです。
深い青ときれいな水色が混ざった色が、なんともいえない美しさで目をひきます。
ガラスでできたグラスが一般的ですが、陶器のグラスは独特な風合いであたたかみを感じることができ、より一層お酒の時間を楽しむことができそう。
使えば使うほど、愛着が湧くようなグラスです。ご自宅用にひとつ持っておくと、お酒の時間がもっと楽しくなりますよ。
花を活けてインテリアにも
波佐見焼には食器だけでなく、フラワーベースもかわいいものがたくさん。
ころんとしたフォルムがかわいい一輪挿しは、色違いや模様違いで並べて飾るとおしゃれですよ。
かわいいお花とすてきなフラワーベースがあれば、お部屋が一気に華やかになります。
波佐見焼のマグカップを、花瓶として使ったすてきなアイディア。
レトロな花の模様がかわいく、ブルースターのお花をより素敵に見せてくれています。
例えばフチかけしてしまった器は、捨てずにこうやって花器にしてみるのもいいですね。
テーブルコーディネートを上手にまとめるコツ
ここまで波佐見焼を使ったおしゃれなテーブルコーディネート例をいくつかご紹介してきました。
おしゃれなコーディネートはわかったけど、自分がいざまねしようとすると難しい…と思っている方もいるかもしれません。
そこで、テーブルコーディネートを上手にまとめるコツを少しご紹介します。
コツ1:高低差をつける
おしゃれなテーブルコーディネートを作るためには、高低差が重要になってきます。
例えば、大きめのプレートの上に豆皿やカップを置く、ティーカップの下にソーサーを置くなど。
うつわを上手に重ねてアクセントをつけることでテーブルコーディネートがぐっと素敵になりますよ。
ただテーブルに並べるのではなく、高低差を意識してコーディネートしてみてください。
コツ2:色は3色以内
色を上手に使うことが、おしゃれなテーブルコーディネートを作るためのコツ。
ただ色をたくさん使えばおしゃれになるわけではありません。
ファッションと同じで色を使いすぎると、ゴチャゴチャしてまとまりがなくなってしまいます。
テーブルコーディネートで使う色は3色以内と決めると、全体に統一感が生まれて洗練された印象に。
また色を選ぶ時は、料理のテイストに合わせることを意識してみてください。(例えば和食なら落ち着いた色、洋食なら鮮やかな色など)
まとめ
波佐見焼を使ったおしゃれなテーブルコーディネート実例と、テーブルコーディネートをうまくまとめるコツをご紹介しました。
伝統的な焼き物でありながら、モダンでおしゃれな印象の波佐見焼。さまざまなテイストのうつわがあるので、自分のお気に入りを集めるのも楽しいです。
今回の記事を参考に、すてきな波佐見焼のうつわを使って、おしゃれなテーブルコーディネートを楽しんでみてくださいね。
またうちるでも、様々な種類の波佐見焼を取り扱っています。よろしければ見てみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。皆さまがよい作品と出会えますように!