こんにちは。おうちで楽しむ陶器市 うちる編集局のタキです。
沖縄の伝統的なうつわ“やちむん”。
絵柄が特徴的で、沖縄のおおらかさを感じられるうつわです。
やちむんのことについてはこちらの記事にまとめています。
では、本題に入りたいと思います。
“やちむん”をおしゃれに食卓に取り入れたいけど、どんな風に取り入れたらいいんだろう…と思っている方も多いのではないでしょうか。
やちむんは、実は和食だけでなく洋食・デザートなど、どんなスタイルにも合ううつわでもあるんです。
食卓に取り入れるだけで、どこか古民家カフェのような、味わいのある雰囲気になるやちむん。
そこで今回はやちむんのおしゃれなテーブルコーディネート例を紹介したいと思います。
毎日の食卓に“やちむん”を素敵に取り入れてみてください。
目次
「小皿」や「豆皿」の使い方がおしゃれな、やちむんコーディネート
おしゃれなテーブルコーディネートを作るためには、「小皿」や「豆皿」を上手に使うのがコツです。食卓の隙間を埋めるように「小皿」や「豆皿」を配置してみましょう。
途端に食卓がぱっと明るく、華やかになりますよ。
ここからは、やちむんを使った実際のテーブルコーディネートをご紹介していきます。
朝ごはん
やちむんのうつわは意外とどんなお料理にもなじんでくれるので、使いやすさ抜群。
やちむんのお皿に焼き魚をのせるだけで絵になります。
1つのお皿にワンプレートで盛りつけするのもおしゃれですが、あえて豆皿をたくさん使ってちょっとずつ料理を並べると華やかになりますよ。
和食コーデにはもちろんですが、朝ごはんはパン派という方にも、参考になるテーブルコーディネート。
やちむんに乗せると、普通のトーストもおしゃれになって気分が上がります。
小皿にフルーツやヨーグルトを入れて並べると、より素敵な食卓に。
大きさの同じ小皿を均等に食卓に並べてみるのはどうでしょうか。やちむんの絵柄がアクセントになって単調になりません。
黄色や赤など色鮮やかな料理をのせることで、ぱっと明るくなりますね。ブランチにマネしたくなるコーディネートです。
昼ごはん
グリーンカレーのエスニックな雰囲気とやちむんがマッチして、素敵なテーブルコーディネートです。
カレーとご飯のうつわを分けたり、副菜を小皿に盛ったりしてテーブルを埋めることでおしゃれな雰囲気に。
かわいい豆皿とカトラリーがあることで、一人ご飯もぐっとおしゃれになります。
ランチは一品料理が多くなりますが、やちむんのお皿ならそれだけで楽しい雰囲気になりますね。
豆皿を使うとこなれた感じがでますよ!
大皿の上に小皿にのせたおかずをちょこっと。
ランチには小皿をのせたワンプレートご飯がおしゃれです。
夜ご飯
一人ご飯でも、豆皿を使ってちょっとずつおかずを盛りつければ、華やかな食卓になります。
やちむんとゴーヤチャンプルーの相性はバッチリですね。家に居ても沖縄の雰囲気に!
大きさの違う小皿を隙間なく埋めて、まとまりのあるコーディネートに。
絵柄があっても土ものの雰囲気が統一されているのでごちゃごちゃとせず、まとまった印象です。
やちむんなど温かみのあるうつわを使ってコーディネートされているので、見ているだけでホッとできるような食卓ですね。
料理の色が少なくても、やちむんに盛りつけすれば彩り豊かな印象になるのも嬉しいところです。
丸い形の小さいお皿をいくつか均等に並べることで統一感がでます。
やちむんは、小鹿田焼などの和食器とも相性ばっちり。
いろんな食器との組み合わせを楽しんでみてください。
おもてなしご飯
大皿と小皿のバランスが絶妙でおしゃれなテーブルコーディネート。
沢山のうつわがありますが、どれも土ものの優しい雰囲気があり、小料理屋に来たようなワクワク感がありますね。
真ん中に置かれたやちむんのお皿に鶏天とレモンの色が映えてとてもきれいです。
おもてなしやホームパーティーなどでマネしたいテーブルコーディネート。
やちむんの大皿におかずを豪快に盛りつければ、気分があがりますよね。
小皿や豆皿を取り分け皿として何種類か用意することで食卓が華やかになりますし、来てくれた友人たちにも喜ばれそうです。
大人数でのご飯やおもてなしご飯の時は、沢山のうつわがいるのでどうしたらいいかわからない、というのがあると思います。
そんなときの選び方のポイントは、「同じような土ものの温かみのあるものを用意すること」です。
それだけで、作家や産地が違ってもある程度まとまりますよ。
木のトレイや、ざるとの組み合わせがおしゃれな、やちむんコーディネート
やちむんのお皿と木製アイテムの相性はバッチリ。
木のトレー、せいろ、ざるなど木製アイテムと一緒に食卓に並べてみましょう。
やちむんと木の温もりにほっこりする食卓になりますよ。
ここからは、木製アイテムとやちむんを使った実際のテーブルコーディネートをご紹介していきます。
木のトレイ
木のトレイにパンとジャムをのせて、やちむんと一緒に。
朝ごはんの時間がほっと落ち着く時間になりそうです。
まるい木のトレイの上に、お皿を隙間なく埋めてまとまりのあるテーブルコーディネートです。
やちむんのお皿にゴーヤの箸置き、海ブドウやスパムなど沖縄を感じさせる食卓に。
木のトレイやすだれのコースターが雰囲気にマッチしていて素敵です。
おにぎりと野菜の和え物を、やちむんのお皿でワンプレートに。
そのまま食卓に置くのではなく、木のトレイに置くことでより素敵なコーディネートになりますよ。
ざる
手付きの楕円ざるにおにぎりをたくさん並べて食卓へ。
やちむんなど温かみのあるうつわとの相性バッチリです。
うつわの使い方で料理をよりおいしそうに見せることができます。
ざるとやちむんのカップがアクセントになっていて、おしゃれなテーブルコーディネートです。
いつもと気分を変えたいという時に、木製のざるを使うと変化をつけることができます。
せいろで蒸したシュウマイとおこげで中華なごはんはいかがでしょうか。
中華をのせると、流れるような絵付けが、昔の中国の食器のような雰囲気に。
うつわの選び方や豆皿の使い方、配置など勉強になるテーブルコーディネートです。
カレーやデザート皿としての使い方がおしゃれな、やちむんコーディネート
やちむんは和食で使われることが多いですが、カレーやガパオなどのアジア料理やデザート皿としても活躍してくれます。
沖縄だからか暑い国の料理とは何を合わせても相性が良いです。
やちむんのおおらかな絵柄が料理をよりおいしそうに見せてくれますよ。
やちむんのコーヒー豆の柄が、フライドポテトと合っていてかわいらしいです。
カレーとやちむんなど和食器との相性は◎。
カレーの日はやちむんを使ってテーブルコーディネートを楽しんでみてくださいね。
ガパオ、めちゃくちゃ美味しそうです。
アジア系の料理と、やちむんの色のコントラストが鮮やかで元気が出そうです。
デザート
やちむんとドーナツでほっこりお茶タイム。
取っ手が大きくもちやすい、個性的なマグカップもやちむん。
遊び心があるうつわと一緒なら、お茶タイムがもっと楽しくなりますね。
深い青で描かれたやちむんのお皿を選べば、大人っぽくシックな印象になります。
ショコラタルトと相性バッチリですね。和菓子を合わせてもよさそうです。
パンケーキにおいりをのせておやつタイム。
やちむんの渋さとパンケーキのコントラストが素敵で、まるで古民家カフェにいるような雰囲気です。
やちむんを使えば、いつもと違ったおやつタイムを過ごせそうです。
まとめ
やちむんを使ったおしゃれなテーブルコーディネート例をご紹介しました。
やちむんといっても、その種類はさまざま。
その鮮やかな色や大胆な絵付けなどオリジナルティあふれる素敵なうつわばかりです。
やちむんを食卓に取り入れれば、家にいながら沖縄のおおらかさや優しさを感じることができます。
今回のテーブルコーディネートを見て気になるやちむんがあったら、普段の食卓に取り入れてみてくださいね。
またうちるでも、多種多様なやちむんを取り扱っていますので、よろしければ覗いてみてください。
それでは、最後までご覧いただきましてありがとうございました。皆さまがよい作品と出会えますように!