![撮影スタッフ ワダ (1人暮らし)](/blog/uchillpress/wp-content/plugins/uchill-custom-block/public/images/speech-bubble/wada.png)
今回は信楽焼の魅力に迫ります!
「信楽焼」と聞いて何を思い浮かべますか?
たぬきの置物を思い浮かべる方、NHK連続テレビ小説「スカーレット」思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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信楽焼は滋賀県の信楽で作られている、素朴なあたたかみが特徴の焼き物です。
中世から現在まで陶磁器の生産が続く代表的な6つの産地、「日本六古窯」のひとつに数えられています。
そもそもなぜたぬきの置物なのか、ドラマの題名がスカーレットだったのか、詳しくは知らないという方も多いかもしれません。
今回はそんな信楽焼についてご紹介します。
信楽焼にはどんなうつわがあるのか、先に見てみたい!という方はこちらからもご覧いただけます。
おすすめのうつわのラインナップや、信楽に行ったら寄ってみたいお店などもお伝えしますよ。
目次
信楽焼ってどんなうつわ?
産地と歴史
日本一大きな湖、「琵琶湖」の南側に位置する信楽。
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2020/12/image43.png)
この場所であることが、信楽焼が大きく発展した1つの理由です。
琵琶湖は400万年前、ちょうど信楽の場所にありましたが、長い年月をかけて今の場所に移りました。
そのため、元は琵琶湖があった場所の信楽は、土砂や動植物の残骸が堆積したことによって、焼き物に適した粘土質の土壌が出来上がりました。
信楽焼は奈良時代、742年聖武天皇が造営した紫香楽宮(しがらきのみや)の瓦を焼かせたことが発祥とされています。
そして室町時代、茶の湯が確立したことをきっかけに茶陶が盛んになり、わび、さびを感じる風合いが多くの茶人たちに愛されました。
明治時代になると、耐火性の優れた信楽焼の火鉢が流行し、90%もの国内シェアを占めるようになりました。
特徴
自然のめぐみをそのまま生かした素朴な風合いや、大型の陶器が作られることが特徴の信楽焼。
この特徴は、信楽の土に秘密があります。
琵琶湖の恵みのつまった良質な土と複数の粘土などを混ぜ合わせると、腰の強い陶土ができあがります。
これがタヌキや火鉢など大物陶器を作ることができる理由です。
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2020/12/image45.jpg)
信楽焼=タヌキのイメージはなぜ?
さて、信楽焼=タヌキのイメージについてですが、このイメージを定着させたのは昭和天皇です。
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2020/12/image44.jpg)
1951年に信楽を訪問した際、日の丸を持った多数のタヌキに出迎えらえました。
その様子が新聞などに報じられたことによって、タヌキのイメージが広まっていったそうです。
朝ドラ「スカーレット」の意味
NHK朝の連続ドラマ小説「スカーレット」。
滋賀県信楽を舞台に、陶芸の世界を自らの手で道を切り開いていく女性陶芸家のお話です。
そのタイトルのスカーレット…どのような意味があるのか気になりませんでしたか?
これは、信楽焼ならではの色の特徴からきています。
薪窯で釉を使わずにそのまま焼き上げると、化学反応によってピンクや独特な赤色(緋色)をしたやきものに仕上がります。
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2020/12/image46.jpg)
朝ドラ「スカーレット」のタイトルは、この緋色からきています。
この色合いも、陶土に適した成分をたっぷり含んでいるからこそ生まれたものです。
少し前までは、釉薬を使わない焼き締めや、土灰、わら灰をもとにした灰釉が中心でしたが、最近では様々な色合いの釉薬が使われるようになっています。
そのため、信楽焼の素朴なイメージのうつわだけでなく、個性豊かな作品を楽しめますよ。
おすすめのうつわを作風別に紹介
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2021/12/shigaraki2_nbn_20201120.jpg)
すっと暮らしに溶け込むシンプルなデザインが魅力の信楽焼。
毎日の食卓で使いたくなるような、おすすめのうつわを紹介します。
定番として使いやすい、粉引の信楽焼
やわらかな風合いの白が、暮らしに馴染む「粉引」のうつわ。
ところどころ顔をのぞかせる緋色から、信楽焼らしい土の温かさを感じます。
どんなうつわ、お料理とも合わせやすいので、食卓のて定番として活躍しますよ。
鉄散 ラッフルプレート S 陶器 古谷製陶所
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2020/12/127294744_o6.jpg)
リム部分に入った、洋服のひだ飾りのようなフリル模様がアクセント。
優しく素朴な赤みがかった土味と釉の流れ・溜まりが、深みのある雰囲気を醸しだします。
プレート 24cm 粉引 陶器 信楽焼
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2020/12/167215772_o6.jpg)
ところどころ顔を出す、鉄粉によって生まれる斑点がチャーミング。
すっと立ち上がった縁が、すっきりとした印象に見せてくれます。
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2022/11/mioco04_167215772_R.jpg)
メイン料理を盛ったり、ケーキを1ホールのせるときに活躍する、8寸程のサイズ感です。
ポット 割れ粉引 陶器 信楽焼
![](https://img17.shop-pro.jp/PA01170/124/product/155641890_o9.jpg?cmsp_timestamp=20201202165525)
ぷくっとふくらんだフグのような、丸く愛らしいフォルム。
ひとつひとつ異なる割れ模様から、個性豊かな表情が楽しめます。
容量は2~3人分程度といったところで、普段使いから来客時まで頼れる存在になってくれそうです。
シチューボウル 割れ粉引 陶器 信楽焼
![](https://img17.shop-pro.jp/PA01170/124/product/155646951_o8.jpg?cmsp_timestamp=20201202160408)
丸いフォルムと小さな耳がチャームポイント。
とろ~りシチューや具だくさんのミネストローネなど、スープをいれたら大活躍ですね。
素朴な風合いの信楽焼
自然の素材がもつ、豊かな表情を楽しめるうつわたち。
どこか懐かしい雰囲気もあり、食卓が和やかな雰囲気になりますよ。
小鉢 黄瀬戸 陶器 信楽焼
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2020/12/155544547_o8.jpg)
ほんのり黄なりがかった色目は、柔らかでやさしい雰囲気。
さらっとした器肌で、両手で包みこみたくなる心地よい質感です。
主張しすぎない佇まいは、食材を引き立て、毎日の食卓にそっと寄り添います。
取り皿 鉄粉引 陶器 信楽焼
![](https://img17.shop-pro.jp/PA01170/124/product/155504068_o6.jpg?cmsp_timestamp=20201120161114)
うつわ全体に散りばめられた鉄粉の斑点模様がチャーミング。
この斑点模様は、陶土に含まれている鉄分が窯の中で焼かれることで、黒点となって表面に現れたものです。
取り皿としてはもちろん、副菜やデザートの盛り付けにも重宝する大きさ。
少し深さがあるので、汁気があるお料理も楽しめますよ。
スープカップ 割れ粉引 陶器 信楽焼
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2024/06/155638937_o5.jpg)
シチューや豚汁など、ごろっと具材も楽しめる大きめなサイズです。
ご飯の上にお肉とナムルをのせてビビンバ丼など、しっかりと深さがあるので、小丼としても活躍します。
大鉢 トビカンナ 陶器 信楽焼
![](https://img17.shop-pro.jp/PA01170/124/product/155667329_o7.jpg?cmsp_timestamp=20201202154119)
伝統技法により生まれる、幾何学模様が特徴的。
あたたかみのある茶色に、リズミカルな点々模様が映え軽やかな雰囲気です。
ローストチキンとポテトなど、みんなでシェアしたいお料理を盛り付けるのにちょうど良いサイズです。
モダンでおしゃれな柄の信楽焼
信楽焼らしい土ものならではの温かみが有りながら、色やデザインがモダンなうつわたち。
和食はもちろん洋食とも相性抜群で、現代の暮らしにそっと馴染みます。
8寸リム皿 陶器 信楽焼
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2020/12/156044424_o8.jpg)
シンプルな白い素地と黒い縁取りのコントラストが、モダンな印象の大皿です。
2~3人分の唐揚げや肉じゃがなどをどーんとのせたり、千切りキャベツを添えた生姜焼きを盛って1人分のメイン料理にも。
地味な印象になりがちな和食も、パッと引き立ててくれますよ。
カップ ドット黒 陶器 信楽焼
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2024/06/155545068.jpg)
用途を選ばないシンプルなかたちは、食卓の幅を広げてくれる優れもの。
飲み物はもちろん、口径が広いので野菜スティックを入れてもいいですね。
8寸皿 星 陶器 tomaru 信楽焼
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2020/12/157078850_o4.jpg)
粉引のうつわに、ダイナミックに彫られた幾何学的な模様。
土そのものの温かさと、どこかオリエンタルな雰囲気が感じられるうつわです。
シンプルなデザインの信楽焼
釉薬の色合いや素材感にこだわりを感じるうつわたち。
シンプルなデザインが、釉薬の美しさを引き立てます。
プレート 25cm 鎬 ターコイズ 陶器 信楽焼
![](https://img17.shop-pro.jp/PA01170/124/product/155657496_o10.jpg?cmsp_timestamp=20201128173834)
青のグラデーションは、海のようにも見えてさわやかな雰囲気。
目を引くようなターコイズブルーが、シンプルなお料理も華やかにしてくれますよ。
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2020/12/s-mika-2-640800.jpg)
4人分ほどのお料理を盛り合わせたり、チーズやおつまみをバランス良く並べたり、おもてなしにもぴったりです。
錆釉 リムボウル 大 陶器 古谷製陶所
![](https://img17.shop-pro.jp/PA01170/124/product/151400912_o2.jpg?cmsp_timestamp=20200529154544)
麦わら帽子のような幅広いリムが特徴のうつわは、どんなお料理を盛っても様になるお助けアイテム。
ミネストローネやポトフなど、素材の旨味を活かしたシンプルなお料理にもよくマッチします。
丼 鉄粉引 陶器 信楽焼
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2024/06/155511723_o6.jpg)
つややかな器肌で、しっくりと手になじむ心地よい質感です。
適度に重みが感じられ安定感があるので、定番のうつわとして活躍してくれますよ。
小皿 ピンク 陶器 信楽焼
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2020/12/155964909_o6.jpg)
イチゴミルクのような、マカロンのような、パステルカラーの小皿です。
カヌレやマフィンをひとつ、ちょこんとのせたら、ひらひらとしたリムが、より可愛らしく引き立ててくれますよ。。
信楽焼で特に人気なのがマグカップ。
おうちでのカフェタイムやごはんが楽しくなりそうなものを集めた特集記事もあるので、気になる方は読んでみてくださいね。
”わび・さび”だけじゃない!暮らしになじむ信楽焼のマグ&スープカップ7選
信楽で作陶されている、人気作家さん
一口に信楽焼と言っても、素朴な風合いのものからパッと目を引く色合いのものまで様々でしたね。
ここからは、そんな信楽でうつわをつくる作家さんの紹介です。
古谷 浩一(古谷製陶所)
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2020/12/s-IMG_0163-scaled.jpg)
古谷製陶所の後継ぎとして作陶されている古谷さん。
独自の土を使った素朴で優しい表情のうつわが魅力です。
粉引きならではのほっとする模様や色合い、包み込むようなフォルムがあわただしい毎日の中にくつろぎをあたえてくれそう。
電子レンジの使用ができるよう、本焼きという高温の焼成を2度行っています。
長く使い続けられる丈夫な品質なのも安心です。
古谷さんの作品はこちらからご覧いただけます。
佐平窯
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2023/04/saheigama_nbn_20230314_a.jpg)
冷却還元という焼成方法を使い、少し金属質でまったりとした色のうつわを作陶される佐平窯さん。
ろくろをきっちりとひいた、しっかりとした作りが特徴です。
いつまでも使いやすい、道具としての器づくりを心がけているとの言葉通り、食卓に馴染む色や使いやすいフォルムが魅力です。
佐平窯さんの作品はこちらからご覧いただけます。
山帰来陶房
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2023/04/sankiraitoubou_nbn_20230329-a.jpg)
信楽の自然に囲まれた陶房で、夫婦2人で作陶されている山帰来陶房さん。
青と白のコントラストが爽やかで、気分が明るくなるうつわです。
テキスタイルのようなデザインが、現代の暮らしにそっと溶け込みますよ。
都丸俊夫
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2023/04/170490256_o15.jpg)
カンナ削りと呼ばれる技法を使って、モダンに仕上げられたうつわたち。
どこかオリエンタルな雰囲気で、料理のジャンルを問わず使いやすいところが嬉しいですね。
パッと目を引くデザインで、食卓を賑やかに演出してくれますよ。
東月窯(久保 雅裕)
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2020/12/s-IMG_0486-scaled.jpg)
東月窯さんの作品は、信楽の陶土と天草の磁土を混ぜた半磁器のうつわです。
手に取った人をほっこりする模様と形で楽しませてくれます。
食卓をちょっぴりかわいらしくしたい女性にぴったり。
日常での使いやすさも意識され、レンジ、食洗機にも使用可能です。
東月窯さんの作品はこちらからご覧いただけます。
堂本正樹
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2021/10/157980549_o13.jpg)
堂本正樹さんは、古谷製陶所で古谷信男さんに師事し、2007年から信楽で堂本陶工房を構えています。
昔ながらの伝統釉を使い、信楽特有の土の存在感を大切にして作られた、堂本さんのうつわたち。
「使うたび、色んな表情が現われる」
そんなうつわづくりを目指して、これからも長く、皆様に愛される「うつわ」を作っていきたいという思いで作陶されています。
大谷製陶所 (大谷 哲也・桃子)
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2022/11/275452511_973219273304481_1139943586235699900_n.jpg)
大谷哲也さんと桃子さんご夫妻が作陶されている大谷製陶所。
哲也さんが作る白い磁器のうつわは、シンプルでありながら洗練されたフォルムが美しく思わずうっとり。
桃子さんの作るうつわには花や植物が描かれており、その可愛らしい佇まいを見ているとなんだか元気がでてきます。
日々の暮らしの中で出会う小さなアイデアから作られる作品は、そっと暮らしに寄り添ってくれそうです。
藤原 純
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2024/06/428716217_2268198290237843_5330253326520318754_n.jpg)
滋賀県信楽町にて作陶されている藤原純さん。曽祖父の代から製陶所の4代目としてオブジェやうつわなどをつくられています。
藤原ブルーとも呼ばれる、青やグレーが何層にも重なり合った唯一無二の色のうつわには、ファンの方も多く、個展では整理券が抽選になるほどの人気作家さんです。
安見工房(安見 麻紀・安見 勇人)
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2021/10/157890719_o10.jpg)
安見工房さんのつくるうつわは、シンプルで素朴な中にどこか季節感のある雰囲気です。
空や雲を思わせるデザインはわくわくするような初夏のピクニックを感じさせ、これからの季節にぴったり。
野菜や果物の手書きのうつわは、食卓の中に1つ登場しても、お揃いで使っても。
さらりとしたマットな粉引の雰囲気につやつやとした釉薬の色を合わせたり、呉須を大胆に用いるなどさまざまな手法を使われている作家さんです。
信楽焼の売れ筋ランキングTOP5
うちるでは、たくさんの信楽焼のうつわを取り扱っています。
その中で売れ筋のうつわトップ5を紹介します。
1位 スープカップ 割れ粉引 陶器 信楽焼
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2024/06/155638937_o5.jpg)
2位 プレート 24cm 黒マット 陶器 信楽焼
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2020/12/167216650_o6.jpg)
3位 ポット 割れ粉引 陶器 信楽焼
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2020/12/155641890_o6.jpg)
4位 丼 深型 金彩 陶器 信楽焼
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2020/12/167214361_o8.jpg)
5位 スープカップ アメ釉 陶器 信楽焼
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2024/06/155542269.jpg)
信楽の観光情報
信楽に行ってすてきなうつわを買いたいな。
せっかくならおいしいご飯を食べて、信楽焼の作陶体験もしてみたい!
そんな方へ、信楽へ行ったら寄りたいお店や観光スポットを紹介します。
実際にうちる編集局が信楽を訪れた記事はこちらからご覧いただけます。
手作りのぬくもりとこだわり。信楽焼とカフェに癒やされる1日【うつわ巡りの旅vol.14】
信楽焼が買えるギャラリーやショップ
信楽に行ったら、まずは窯元や作家さんが営むギャラリーやショップを巡るのがおすすめ。
散策しながらきっとお気に入りが見つかるはずです。
まるいち本店
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2022/11/43247990_2208802352714156_901223787845531735_n.jpg)
信楽駅から10mくらいのところにあり、取り揃えている信楽焼の種類は約2,500種類!
まずは色々な種類の信楽焼を見てみたいという方におすすめです。
300種類以上の手洗い鉢や陶器浴槽のショールームもあるので、信楽焼らしい大型陶器も見ることができますよ。
住所:滋賀県甲賀市信楽町長野字川東228
電話番号:0748-82-0234
営業時間:9:00~18:00
休日:年末年始
HP:https://www.yakimono.co.jp/
shop & gallery 陶夢
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2022/11/123597029_993062587846654_1345955354762191408_n.jpg)
常時50~60人の作家さんの作品が並べられている、広々としたギャラリーです。
若手の作家さんの作品の発表の場として、約1カ月ごとに個展が開催されています。
行くたびに新しい発見やすてきなうつわとの出会いが楽しめますよ。
住所:滋賀県甲賀市信楽町柞原65
電話番号:0748-82-2686
営業時間:10:00~17:00
休日:水曜日
HP:http://toumu.sakura.ne.jp/index.html
文五郎倉庫
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2022/11/294390889_190920806612430_6470069859705299188_n.jpg)
文五郎窯の一角にある、築50年の倉庫を改修したギャラリー「文五郎倉庫」。
もともと作業場として使われていたため、その名残も楽しめます。
奥田章さんの代表作である「リバーシブルシリーズ」は、白と黒の色のデザインの掛け合いがステキ。
和洋どちらにも合う使いやすいうつわたちは、テーブルコーディネートを楽しませてくれそうです。
住所:滋賀県甲賀市信楽町長野1087
電話番号:0748-82-3153
営業時間:10:00~18:00
休日:不定休
HP:http://www.bungoro.com/
器のしごと
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2022/11/277464679_394740142059392_5105462209148918581_n.jpg)
作家の村上直子さんと白井隆仁さんが手掛ける、日曜日だけオープンするうつわとアクセサリーのアトリエ&ギャラリー。
春夏秋冬の自然をモチーフにした作品や、白を基調に鉄錆や黒錆など落ち着いた色で統一された作品が並びます。
土の味わいを活かした触り心地に、骨董品のような味わいも併せ持った雰囲気が魅力。
そのデザインとサイズ感は、女性の手にふわっとなじみますよ。
住所:信楽町勅旨1978-1
電話番号:090-4305-6662
営業時間:11:00~17:00
営業日:日曜日
HP:https://utsuwa-shigoto.jp/
Ogama
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2022/11/123633712_189701059409771_7155982574464476560_n.jpg)
大きな登り窯が目を引く、明山窯が運営する「Ogama」。
花器や食器、小物の展示販売をしており、時期によって企画展が開かれています。
また、登り窯を眺めながら、信楽焼のうつわで食事を楽しめるカフェも併設されているので、散策のひと休みにもぴったりですよ。
住所:滋賀県甲賀市信楽町長野947
電話番号:0748-82-8066
営業時間:10:00〜16: 30(L.O.16:00)
休業日:水曜日・木曜日
HP:https://www.meizan.info/ogama/
信楽焼の作陶体験ができる窯元・工房
せっかく信楽まで行ったらうつわを作ってみたくなってしまいそう。
信楽焼づくりが体験できる場所もありますよ。
事前に予約が必要なことが多いので、HPなどで確認してみてくださいね。
奥田忠左衛門窯 信楽陶芸村
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2022/11/shigarakitaiken1.jpg)
うつわだけでなく、タヌキの置物や灯りなどの信楽焼らしい作陶体験が楽しめます。
職人さんが作ったうつわやタヌキの貯金箱に絵付けをする体験もあるので、作陶はまだ難しいお子さんも楽しめそうです。
住所:滋賀県甲賀市信楽町長野1131 (本店)
電話番号:0748-82-0522
営業時間:9:00〜17:30
休業日:年中無休
HP:http://tougeimura.jp/
しがらき顕三陶芸倶楽部
初めて陶芸を体験する方から本格的に陶芸に取り組む方まで、誰でも作陶を楽しめるプランが用意されています。
電動ロクロコース、手ひねりコース、タタラコースの3つの成形体験コースから選べますよ。
住所:滋賀県甲賀市信楽町長野755-1
電話番号:0748-82-2216
営業時間:10:00〜17: 00
休業日:不定休
HP:https://www.tougei-kenzo.com/
ろくろ体験工房 遊器陶舎
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2022/11/135A5184.jpg)
手ひねりで作る手軽な作陶と電動ろくろによる本格的な作陶のコースがあり、その両方を体験できる創作コースも用意されています。
お皿や複雑な形状の作品なども作りたいけれど、ろくろも使ってみたい!という方におすすめです。
住所:滋賀県甲賀市信楽町勅旨2344番地
電話番号:0748-83-0570
営業時間:10:00〜17: 30(最終受付16:00)
休業日:無休
HP:https://e-yakimono.jp/
信楽のカフェ
うつわ巡りをしてお腹がすいたらちょっと一休み。
そんなときのぴったりなお店を紹介します。
TORASARU
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2022/02/image41.jpg)
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2022/02/image40.jpg)
シックな店内が素敵な、ギャラリーを併設したカフェ。
時期によっては、作家さんの個展が行われていることも。
コーヒーやチーズケーキが楽しるので、3時のおやつにぴったりです。
おいしいコーヒー、素敵なうつわと一緒に過ごす時間は至福のひとときですよ。
住所:滋賀県甲賀市信楽町勅旨1970−4
電話番号: 0748-83-1186
営業時間:11:00〜19: 00(LO.18:00)
休業日:水曜日
HP:https://www.torasaru.com/
てまひまうつわ
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2022/11/312089880_674555983939564_5104469322635430541_n.jpg)
陶芸家の篠原希さんの奥様が営むカフェ。
土物らしい、あたたかみのあるうつわに盛りつけられたお料理は絶品!
カフェの時間には焼き菓子やパフェも楽しめます。
予約が必要なので、事前にインスタグラムから確認してみてくださいね。
住所:〒529-1802 滋賀県甲賀市信楽町黄瀬157
営業時間・休業日:インスタグラムから確認 ※要予約
HP:http://temahimautuwa.com/
信楽焼を使ったテーブルコーディネート
すてきなうつわと出会えたら、さっそく料理を盛り付けたいところ。
皆さんどんなテーブルコーディネートを楽しんでいるのでしょうか。
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2022/11/s-haneyuri-5-640640.jpg)
鉄粉引きのうつわにポテトサラダをこんもり盛って。
素朴な色合いがお料理を選ばず、定番のうつわとして重宝しそうです。
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2022/11/s-seira-1-640640.jpg)
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2022/11/kazmint116_111060091_R.jpg)
古谷さんのうつわを使った、テーブルコーディネート。
和食器ながら、洋の雰囲気にもしっとりはまるから不思議です。
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2022/11/mikasko191228_R.jpg)
茶系の色合いでまとめられた和のコーディネート。
こちらのお皿には、おにぎりとたまご2個を置いて丁度です。
イベント
全国各地で行われている陶器市。
もちろん信楽でも開催されていますよ!
例年春と秋に行われているので、その2つ陶器市をご紹介します。
信楽陶器まつり
毎年秋に行われる信楽陶器まつりは、ご当地グルメなども出店するお祭りのような楽しい陶器市です。
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2020/12/image54.jpg)
町内の数か所を会場に展示会と即売会などが同時に行われます。
中でも大即売会が人気のイベントで、お店の定価2〜5割引程で売っているものもあるそうです。
開催期間中は滋賀県立陶芸の森などでも展示・販売が行われているので、信楽の町全体を散策しながら買い物が楽しめます。
陶芸の森の信楽セラミック・アート・マーケットでは、作家さんの出店などもありますよ。
![](/blog/uchillpress/wp-content/uploads/2020/12/image55.jpg)
信楽作家市
信楽作家市は毎年GWに作家さんの作品販売をメインに行われるイベントで、年々その規模は大きくなっているようです。
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作家さんによって作られたうつわは、個展やネット通販で購入するなど、その出会い方や購入方法が限られています。
作家市は、そんな沢山の作家さんの作品と出会えるのが一番の魅力です。
出品される陶器の価格帯は、1,200円~5,000円ぐらいの間が多いようです。
もちろん、それよりも高いものも安いものもあります!
お財布と相談して、コツコツとうつわを収集していくのも楽しみの1つですよ。
また、信楽作家市は陶器だけでなく、ハンドメイド雑貨なども販売していますので、そっちでも欲しいものに出会えるかもしれません!
それぞれのうつわが持つ世界観がぎゅっと詰まっているので、自分の好みや新しい発見をするきっかけになりそうです。
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信楽作家市について詳しく知りたい方は、こちらのまとめ記事を読んでみてくださいね。
【2024 信楽作家市】まとめ!基本情報から注目の作家さん、アクセス、楽しむコツなど
まとめ
信楽焼をクローズアップしておすすめのうつわと合わせて特徴や信楽に行ったら寄りたい場所を紹介しました。
もっと信楽焼のうつわを見てみたい!という方は、こちらもご覧になってみてくださいね。
有田焼についてもっと詳しく知りたくなった方は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
・【信楽焼のマグカップ・スープカップ】暮らしになじむうつわ7選
・手作りのぬくもりとこだわり。信楽焼とカフェに癒やされる1日【うつわ巡りの旅vol.14】
最後までご覧いただきありがとうございました。皆さまがよい作品と出会えますように!