こんにちは、おうちで楽しむ陶器市 うちる編集局のタキです。
今回は、6月1日と2日に開催された『にわのわアート&クラフトチバ2019』に行ってきましたので、その様子をレポートしたいと思います。
概要などのまとめについては、下記の記事をご確認ください。
『にわのわ アート&クラフトフェア・チバ』の魅力と楽しみ方をご紹介!
では、早速ご紹介していきます。
目次
会場の様子
会場は佐倉城址公園。京成佐倉駅より徒歩20分ほどで到着しました。
ルートは基本的に真っ直ぐでわかりやすかったです。車とバスの利用者が多い印象でした。
会場オープン前から長蛇の列!年々来場者数が増えており、人気な様子が伺えます。
入口へは緑あふれる木のトンネルを歩いて進みます。
カラフルなガーランドなどの装飾もあり気分も上がります。
入口ゲートを抜けたら道が左右に分かれます。
右に進むと展示ブース、左に進むと飲食・休憩スペースです。
まずは展示ブースへ。
来場者は女性が大半で、小さいお子様連れやペット同伴の方も多く見られました。
各ブースでは、陶磁器を始め、ガラス、木工、金属、アクセサリーなど幅広く展示・販売されています。
普段話すことのできない作家さんに会えるチャンスでもあり、熱心に話をしている方が多く、終始和やかな雰囲気でした。
一つ一つ手に取りじっくり見ることができ、出展者の方も快くお声がけしてくださいます。
作家ブース紹介
ここからは各ブースの様子をご紹介いたします。
どのブースもディスプレイが凝っていて、素通りできません。
阿部慎太朗
特に人気だったのが阿部慎太朗さんのブース。
オープン早々、長蛇の列。
私は初日に参加しましたが、最初の整理券はあっという間になくなり、12時に2回目の整理券を配るもそちらも即終了。
お昼過ぎにはほぼ売り切れていました。
直接ご覧になって手に入れたいという方は、早めに会場入りすることをおすすめいたします。
Semi-Aco 加賀雅之
木工だけど、凛とした佇まい。手作業で作られているので、初めて手にしたときからスッとなじむような質感が特徴です。
美しく並べられた木工作品に目を奪われます。
木の器にはカトラリーや食べ物を添えたり、花器には実際に花を活けて展示したりと、日常使いに取り入れられそうなディスプレイが多かったのも印象的でした。
青人窯 大山育男
食器類を中心に展示されていました。
素材感を活かしたシンプルな形の器の数々。
どれも使いやすそうです。
青い器って少しハードルが高いイメージがありましたが、青人窯さんの器はベーシックな形で料理に合わせやすい上に、食卓が垢抜けるがよさそうだと思いました。
monom うだまさし
うだまさしさんは、インテリアを通じてディスプレイやデザインを学んだことをきっかけに、作品作りを始めた方で、ナチュラルだけど都会的な雰囲気が漂います。
ここにも行列が出来ており、よく見ると多くのお客様が、手に三角形のオブジェを持っていました。
その正体は、「壁かけサンカク」という大ヒット商品!
釘とガラス管が付属しているので、壁掛けにしたり、一輪挿しにしたり多様な見せ方ができる面白い作品です。
鍛鉄工房ZEST 蠣崎良治
インテリアからエクステリアまで使える鉄製品を展開されていて、捻りのあるユーモア溢れるデザインに目を奪われました。
中でも写真右上の、三日月型のオブジェに蚊取り線香を入れるアイデアには驚きました。
玄関に置いてあったら素敵です。デモンストレーションも行われていて、多くの方で賑わっていました
今村知佐
洗練されたガラス製品に圧倒されました。
器ももちろん素敵ですが、中でも多くの方が足を止められていたのがこちらのディスプレイ。
ホラガイのような形のガラスが木にぶら下がっていますが、実は上に穴が空いていて、花器としても使えるんです。
ゆらゆらと揺れながら、ガラスと水が光を反射してとても綺麗でした。
工房寺田 寺田昭洋
今までとは打って変わってモノクロの世界に。
シンプルに見えて温かみがあり、毎日使いたくなるような飽きのこないデザインが特徴です。
持った瞬間の手の馴染みやすさに感動。使い手のことを思って作られているなと感じました。どんな料理で彩るか、わくわくさせてくれる器ばかりでした。
菅谷太良
一気に食卓を華やかにしてくれるカラフルな器たち。
落ち着いた色味なので、和食にも合いそうです。
形のバリエーションも豊富でどれにするか迷ってしまいます。
阿部有希
器とアクセサリーを展示されていました。
阿部さんは、土が作り出す形や質感、模様のおもしろさを大切に作陶されています。
個性豊かな作品は、モノクロながらも存在感バツグン。多くの女性が足を止めていました。
和モダンが好きな方にはたまらない世界観です。
他のブースでも普通のお店では見かけない、斬新な作品を多く見かけました。
時間が許す限りいちいち足を止めて見たくなるほど、どこも唯一無二の世界観でした。
その他紹介
ワークショップやデモンストレーションもどれも大盛況の様子でした。
積み木を作ったり、ビニール傘に絵付けをしてオリジナル傘を作ったり、どれも面白そうでした。
毎年恒例の、会場から手紙が送れる「にわのわ郵便局」もありました。
こちらでは手紙を送るだけではなく、「ゆうパック」も利用可能。とても便利ですよね。
にわのわのメインビジュアルをデザインされている、木下綾乃さんのポストカードと切手や、にわのわオリジナルバッジも販売もあり、皆様興味津々の様子。
飲食ブースも充実していましたよ。
展示ブースのまわりを取り囲むようにフードトラックが点々とある他、入口ゲートを左に進んだ飲食スペースにずらりとお店が並んでいました。
こちらも千葉にゆかりのある飲食店が出店しており、お楽しみポイントの一つ!
今年も個性あふれるラインナップでした。
私は、キレドさんの「野菜ギュギュっとピタサンド」をいただきました。
ピタパンから溢れ出るほどにたっぷりの野菜が入っていて色鮮やか。
美味しくて食べ応えも十分で大満足でした。
両日とも好天に恵まれ、とても暑かったのですが、飲み物が充実していたのも良かったです。
今年は無料休憩所として少し歩いた場所にある芝生広場も利用可能で、木陰にテントやレジャーシートを敷いている方が多かったです。
個人的オススメの持ち物
ここで、個人的にあって良かったものベスト5をご紹介。
レジャーシート
会場にはベンチ等の座る場所がないため、ひと休みしたい時にはテントやレジャーシートは必須です。
暑さで体力が奪われますし、休憩や作戦会議にあると便利です。
日焼け対策グッズ
日中のイベントのため、展示エリアは贅沢なほどに直射日光を浴びます。
日傘だと手が塞がりますし、人ごみの中ではぶつかったりして危ないので、なるべくツバ広帽子やサングラスの方がおすすめです。
虫除けスプレー
小さいお子様はもちろん、大人の方も。オープン前の待ち時間や休憩時間が快適になります。
リュックやメッセンジャーバッグ
バッグは両手が空くものが良いと思いました。
多くの作品を触って見ることも多いですし、両手が空いていると何かと便利です。
クリアファイル
器を購入するといただける作家さんの紹介の紙や、今後開催予定の個展のハガキなどを管理するのに便利です。
そのままお気に入りの作家さんの備忘録にもなります。
最後に
10時から16時まででしたが、時間があっという間に感じられるほど、内容盛りだくさんのクラフトフェアでした。
イベントをきっかけに、作家さんや飲食店など、出会いがたくさんあるのも魅力的です。
6月はイベントが少ない時期ですが、また機会があれば、ぜひ足を運んでみてくださいね。
また、遠くて行けないという方も、当店は、”おうちに居ながら陶器市を楽しめる。”をコンセプトに、全国の陶器市やクラフトフェアから、『この人は!』と思った作家さんを取り扱い、販売しています。
にわのわで出会った作家さんも取り扱っていますので、宜しければよろしければ覗いてみてください。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。皆さまがよい作品と出会えますように!