今回は、有田焼のお皿をご紹介します!
有田焼というと、絢爛豪華な絵付けで、特別な時に使ううつわというイメージがありませんか?
現在では、伝統的なものから、チェック柄や北欧食器のようなデザインのものなど、柄や形のバリエーションも豊富です。
洋食やスイーツなどにも合う、普段使いしやすい商品がたくさんあります。
まだ、有田焼を使ったことがない方は、この記事を参考にお気に入りを見つけてみませんか?
先にどんなアイテムがあるか見てみたい!という方はこちらからご覧ください。
目次
有田焼のお皿の特徴は?
【有田焼の特徴】
・透明感のある白磁
・白磁に鮮やかに映える、染付と色絵の絵付け
・陶石からできているため、耐久性に優れている
・きめが細かくなめらかな手ざわり
例えば、絵付けの華やかさ。
透明感のある白に、呉須による染付の藍、色絵の赤などがくっきりと映える美しい絵付けは多くのお皿に見られます。
また、磁器ならではの丈夫さやお手入れのしやすさも魅力です。
陶石で作られているため、吸水性がなく丈夫。
繊細な絵付けがなければ、電子レンジや食洗機対応のものも多く、実用的で使いやすいですよ。
有田焼のおすすめの小皿・豆皿
小皿 琳派 古伊万里様式 磁器 有田焼
鮮やかな色使いと、繊細な花柄が美しいうつわ。
古伊万里様式の華やかなうつわは、小さいながらもテーブルのアクセントになります。
同じ色使いの色絵のうつわと合わせることで、より豪華なテーブルに。
お正月やハレの日だけでなく、取り皿や醤油皿として普段使いもしやすいです。
高級感のあるうつわこそ、日常使いして食事を楽しみましょう。
赤や青など、共通する色があれば、柄同士あわせても違和感がありませんよ。
銘々皿 色絵 梅菊文 磁器 有田焼
有田焼の「色絵」の銘々皿です。
白磁に赤を基調とした花柄が美しいうつわ。
縁起の良い梅、菊が描かれており、お正月やひなまつりなど和の行事にもぴったり。
使いやすいサイズなので、取り皿として家族分あるといいですよ。
洋食器との相性も良く、海外ブランドのティーカップなどと合わせて使うと優雅な気分に浸れます。
小判皿 小 芙蓉手双鹿図 磁器 有田焼
全面に染付の柄が描かれた小判型のうつわ。
中央の見込みの周りをぐるりと囲むような構図。
大輪の芙蓉の花を思わせることから「芙蓉手(ふようで)」といわれる図案です。
ちょっと珍しい、2匹の鹿が描かれたデザインは、見るだけでほっこりします。
また、濃淡のある染付のブルーは、使いやすい色合いです。
黄色や赤など、華やかなうつわと合わせるのもいいですよ。
深さがあるので、煮物や麺類などの取り鉢などに使えます。
小皿 銀彩祥瑞捻梅 磁器 有田焼
梅の形が可愛らしい小皿。
青海波や麻の葉文様など、日本の伝統柄が描かれたおめでたいうつわです。
お正月などのハレの日に副菜用や取り皿として、または大きめな箸置きとして、使うのも素敵。
モダンなテイストなので、マカロンやカヌレなどのスイーツを盛り付けてもいいですね。
インパクトのある小皿は、テーブルの雰囲気を変えるアイテムとしてとっても便利。
好きなデザインのものを見つけたら、複数枚そろえるのもいいですね。
鯛形銘々皿 薄桜金叩き 磁器 有田焼
ちょっととぼけた表情の、鯛の小皿。
色鮮やかで、丁寧な絵付けは有田焼ならでは。
取り皿や調味料入れに、和菓子やお漬物を盛り付けるなど、使い道の多いうつわです。
スーパーで買ったお寿司に醤油皿として添えるだけで、お寿司屋さんのような雰囲気に。
個性的な小皿は食卓を楽しくしてくれますね。
有田焼のおすすめの中皿
【うちる別注】和皿 七宝 磁器 染付 有田焼
お花のようなユニークな形のお皿は、うちるベストセラー。
ブラウンの縁取りがあることで、染付の柄が引き立っていますね。
ちなみに、中央に描かれている染付の文様は、「七宝(しっぽう)柄」。
円形が永遠につながるデザインは、人との関係が無限につながる、子孫繁栄などの願いが込められたおめでたい柄です。
そのため、日常使いだけでなく、ハレの日にもぴったりです。
プレゼントに贈るのもおすすめです。
波彫皿 オランダ苺 磁器 有田焼
いちごが中央にちょこんと盛り付けられたように見える、ユニークな構図のうつわ。
白磁にレースのような柄がくっきりと描かれています。
いちごのへたと種は、「いっちん」といわれる技法で立体的に表現されています。
思わず笑顔になる、可愛らしいデザインのうつわがあるだけで、会話が弾みそう。
実際にいちごを盛り付けて、最後にいちごの柄が見えるという、仕掛けも楽しいかもしれませんね。
深さがあるので、シリアルボウルやスープ皿、シチューなどの取り分け用など、色々と使えますよ。
六角長皿 半磁器 チェック 有田焼
チェック柄の六角形のうつわは、テーブルにあるだけでインパクト大。
不ぞろいのブルーのラインは、手描きならではの味があります。
ユニークな柄ですが、幅広いジャンルの料理に合う使えるうつわです。
取り皿や1人分のおかず用、スコーンとクリームを添えてデザート用など、何を盛り付けても“サマ”になります。
おもてなしの際に、取り皿やケーキ皿に使うのもいいですね。
木瓜皿 S ショウ 磁器 有田焼
ざらっとしたマットな手ざわりのうつわ。
このうつわの特徴は、木瓜(もっこ)というお花のような形。
家紋や、鳥の巣、瓜の断面を図案化したものなど諸説ありますが、子孫繁栄などおめでたい意味もあるようです。
金属を思わせる高級感のある質感なので、いつものおかずがおしゃれに見えますよ。
練り切りや大福などの和菓子とも相性が良いうつわです。
銘々皿 春秋文 磁器 有田焼
有田焼らしい、華やかな柄の角皿。
繊細に描かれているのは、縁起の良い「春秋文(しゅんじゅうもん)」。
四季の植物が1枚に表現されている、日本ならではのデザインです。
季節を問わず、年中使えるのがいいですね。
日本の古典柄を描いたカラフルな色使いは、ケーキ皿、パン皿など洋食にも合います。
お正月やおもてなしにも使えるので、セットであると便利です。
ポット型プレート 矢羽根丸紋 磁器 有田焼
見るだけで楽しくなってしまう、ティーポット型のプレート。
染付と華やかな図柄という、有田焼の特徴をよく表した、アートのようなうつわです。
よく見ると、市松模様や七宝、矢羽根など伝統的な柄が組み合わさった、伝統とモダンが融合した唯一無二のデザイン。
ブルー&ホワイトに、ゴールドがアクセントになっていて、おもてなしやプレゼントにもぴったりです。
ティータイムのケーキ皿やティーバックを並べてお客様に選んでもらうなど、いろいろな使い方ができそう。
インテリアとして飾って楽しむのも素敵ですね。
有田焼のおすすめの大皿
しのぎ7寸皿 シャーベットグレー 磁器 皓洋窯 有田焼
ホワイトにグレーが混ざったような、使いやすいカラーの大皿です。
深さがあるため、パスタや煮込み料理など汁気のあるメニューにぴったり。
リムが広く、余白を持って盛り付けるだけで、いつものおかずがきれいに映えます。
スタッキングしやすいフォルムで、複数枚重ねても省スペースで収納できます。
リムのラインがアクセントになっていて、普段使いだけでなくおもてなしにも活躍しますよ。
リムオーバルプレート L オリーブ 磁器 皓洋窯 有田焼
深い緑が美しいオーバルプレート。
野菜たっぷりのサラダやシンプルな麺料理など、食材が美しく見えるうつわです。
少しリムがあるので、ソースを使ったメニューに使え、配膳しやすいのもいいですね。
幅が狭いオーバルプレートは、品数多くたくさんのうつわを並べたいときに便利!
大皿料理をどんと盛り付けて、テーブルの中央に置くだけで素敵ですよ。
【うちる別注】八角焼皿 菊紋 磁器 染付 有田焼
中央に描かれた、菊の花が美しい、八角形のうつわ。
有田焼らしく、白磁に染付のブルーがきれいに映えていますね
角の花びらのような柄と、縁のブラウンが、いいアクセントになっています。
どこか懐かしさもありながら、モダンなテイストも感じます。
焼き魚やお寿司など和食はもちろん、サンドイッチやスイーツ、生春巻きなどにも良さそう。
1枚でいろいろな使い方ができますよ。
7寸桔梗皿 福 半磁器 有田焼
中央にシンプルに「福」の文字が描かれた、お花の形のうつわ。
有田焼らしく、白磁に青と赤の図柄がくっきりと引き立っていますね。
デザインはシンプルですが、形がユニークなのでおもてなしにもピッタリです。
お正月やお誕生日などのお祝いにふさわしいうつわですね。
図柄で使われている、赤や青のうつわと合わせるとコーディネートしやすいですよ。
千段8寸皿 磁器 染錦丸紋 有田焼
見込み部分にさまざまな文様が描かれている大皿。
縁取りのブラウンが、いいアクセントになっています。
深さがあるので、麺類や煮込み料理など汁気のあるメニューにも使えます。
また、色使いがシンプルで、図柄がモダンなので洋食からエスニックまで幅広いジャンルのお料理に合います。
1つあると、朝から晩まで毎日出番のあるうつわですよ。
丸皿 大 赤ソフィア 磁器 有田焼
白磁に赤い絵付けが目を引く、有田焼らしいうつわです。
大胆に描かれた花柄は、北欧デザインのよう。
洋食やデザートの盛り合わせなどにも使えます。
縁の部分の装飾は、は「イゲ」という技法によるもの。
イゲとは、佐賀の方言で「トゲ」の意味。
うつわの縁がギザギザになって鉄釉をかけたものをいいます。
イゲにより縁取られていることで、柄の美しさがより際立っています。
焼きそばやサラダなどのほか、取り分け用のうつわとしておもてなしにもぴったりです。
有田焼のお皿を使ったテーブルコーディネート
豆皿をお盆に載せたコーディネート例。
SNSなどでよく見られる、豆皿だけを使ったコーディネートは、最近人気です。
うつわごとに違うメニューを盛り付けることで、見た目がいいだけでなく栄養バランスもとれるのがいいですね。
写真では、梅と鯛の小皿が有田焼のもの。箸置きは豆皿と同じシリーズの商品を使っています。
赤をテーマカラーにすることで、統一感がありますね。
染付の菊の柄の角皿を使った、定食屋さんのようなコーディネート。
美濃焼の藍色のぎやまんの鉢や輪花鉢など、ブルー&ホワイトでまとめているのでスッキリとした印象です。
チェック柄の六角皿を使った朝食のコーディネートです。
柄のうつわがメインなので、ほかのうつわは無地とガラスで統一しています。
ロールパンのサンドイッチとおかずを盛り付けて、ワンプレート使いに。
インパクトのあるデザインのうつわが並ぶと、食卓が明るくなりますね!
木瓜皿を使ったコーディネートです。
マットなブラックのうつわに盛り付けるだけで、いつものおやつもお店のように。
柄物のうつわと合わせると豪華な雰囲気になりますよ。
カップのソーサにしているのは、波佐見焼の林九郎窯の色絵のうつわです。
有田焼のお皿でおしゃれな食事時間を!
今回は、さまざまなタイプの有田焼のお皿を紹介しました。
白磁に映える、凝ったデザインのものが多いので、テーブルが明るく華やかになります。
いつも同じコーディネートになってしまう、無地のうつわばかりでちょっと味気ない、そんなときは、有田焼のお皿を使ってみませんか。
テーブルの印象が変わるのが分かりますよ。
ぜひ使ってみて下さいね!
有田焼についてもっと詳しく知りたくなった方は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
・【有田焼のおすすめ20選】おしゃれな絵付けのうつわで、華やかな食卓を。
・繊細であたたかな絵付けに魅了された有田の旅【うつわ巡りの旅vol.8】
最後までご覧いただきありがとうございました。皆さまがよい作品と出会えますように!