今回は、カトラリーについて紹介します。
まず、カトラリーとは、ナイフ、フォーク、スプーンの総称のことで、洋食器の1つ。
ステンレスや真鍮、木製、プラスチックなど、材質は関係なくカトラリーと呼ばれ、サイズや形は国によって違います。
毎日使い、直接口に触れるものだからこそ、使い心地が良くてお気に入りのものを選びたいですよね
そんな方に向けて、カトラリーを素材別にご紹介します。
また、素敵なカトラリー作家さんや、食卓で一緒に使いたい、カトラリーレストもご紹介しますよ!
先にどんなカトラリー・お箸があるのか見てみたい!という方は、こちらからご覧ください。
目次
カトラリーの選び方
迷ったらこれ!日常使いしやすいカトラリー
「特別感があって、でもお手入れは簡単なカトラリーがほしい!」
いつも使っているカトラリーより、ちょっと良いものが欲しいなと思ったら、まずは木のカトラリーがおすすめ。
ナチュラルな木のディナーフォーク
うちるのロングセラー!
ナチュラルな雰囲気の、木のディナーフォークです。
おすすめのポイントは3つ。
・素材は、木目が美しいサオ
・ウレタン塗装が施してあるので耐水性がある
・なめらかな口当たり
色の濃さや木目が少しずつ異なり、同じものは1つもない!という特別感。
丁寧に作られているので、口当たりがよく、なめらかでくせになる使い心地です。
透明なウレタン塗装がしてあるので、染みたりカビができにくいというお手入れのしやすさもポイントです。
ディナーフォーク以外の種類もたくさんあるので、同じシリーズで揃えやすいですよ。
カトラリーを選ぶ時のポイント
1.素材
初めて少し良いお箸を買う時は、天然素材ならではの温もりを感じられる、木製のカトラリーがおすすめ。
耐久性と耐水性に優れたサオと呼ばれる果物の木が多いです。
古くから建材・家具などに使われている桜や樺も、美しい木目と上質感が楽しめるのが魅力です。
ただ、濡れた状態で放置すると変色やカビが発生してしまうことがあるので、漆塗りやウレタン塗装などがされた箸を選ぶと長持ちしますよ。
2.よく使うシーンに合わせたものを
せっかくお気に入りのカトラリーを買うなら、たくさん使いたいですよね。
真鍮のカトラリーは、洋食との相性が抜群なので、カトラリーは洋食メインで使うという方におすすめ。
木のカトラリーは、和食と洋食どちらとも合わせやすいので、和食でもカトラリーを使う事が多いという方におすすめです。
3.口当たりの良さ
直接口に入るものなので、お料理の味のジャマをしないよう、口当たりの良いものを選ぶのがとっても大切。
表面が滑らかに磨かれた物を選び、真鍮などの金属のカトラリーを選ぶ時は、磨かれていることはもちろん、さびにくいものを選ぶといいですね。
おすすめのカトラリー
ここからは、素材別におすすめのカトラリーをご紹介します!
木のカトラリー
和食と洋食、どちらにも合わせやすいのが木のカトラリー。
木の温もりを感じるカトラリーは、作家の手仕事のうつわと相性も良く、陶磁器やガラスの器肌と触れてもカチンと音がしない点も使いやすいポイントです。
お子様にも安心で、家族みんなで食事の時間を楽しめるアイテムです。
ナチュラルな木のスープスプーン
うちるのロングセラー!
インドネシアのサオと呼ばれる果物の木から作られたスープスプーンです。
軽量で持ちやすく、ストレスなく日常づかいができて重宝しますよ。
ナチュレテーブルスプーン
丸みを帯びたフォルムがかわいらしい、テーブルスプーンです。
料理をすくうツボが浅く、なめらかな口当たりになっています。
ナチュレジャムスプーン
コロンとしたまん丸のデザインがかわいらしい、ジャムスプーンです。
柄が長いので、底が深いジャム瓶でも最後まですくえるのがポイントです。
フォーク NUT 角田清兵衛商店
木のカトラリーでは珍しく、食洗機対応なのが嬉しいポイント。
三角形の持ち手は、滑らかにカーブをえがき、指にフィットするフォークです。
カレースプーン TUGE 角田清兵衛商店
色違いのTUGEは優しい雰囲気の色合いです。
ブラス(真鍮)のカトラリー
洋食に合わせやすいのは、真鍮のカトラリー。
真鍮独特の質感と、深みのある光沢が、いつもの食卓を上品な空間に演出してくれます。
使うたびに深い色合いへと変化していくのは、空気に触れると表面が酸化する性質を持つ真鍮ならでは。
長く付き合えば付き合うほど、自分だけのアンティークを感じられる愛着のあるものへとなっていきます。
食器やクロスなど、キッチンギフトに添えるのもいいですね。
ブラス(真鍮)のディナースプーン
すくう「つぼ」の部分にしっかり深さがあるので、カレーやシチューなどを食べる時にぴったり。
盛りつけに使う時や、大皿料理を取り分ける時にも活躍してくれますよ。
ブラス(真鍮)のディナーフォーク
やわらかな曲線を描くフォークは、どこかエレガントな佇まい。
爪の部分にもしっかり長さがあるので、パスタや厚みのあるお肉料理など、メインディッシュを食べる時にぴったりです。
ミニフォーク 真鍮 原口潔
アンティークのような雰囲気の、小ぶりなフォークです。
丁寧に磨き上げられた、特別感のある佇まい。
フォークの先は丸みを帯びていて、どこか優しい表情です。
漆器のカトラリー
和食に抜群にお似合いなのが、漆器のカトラリー。
使うほどに少しずつ艶が増し、色合いの変化が楽しめます。
色目や木目の濃淡が1つずつ異なり、個性豊かな表情も魅力的。
自然素材ならではの優しい使い心地を味わえますよ。
艶のある漆が高級感もあり、おもてなしにも活躍しそうですね。
カレースプーン 朱 石川漆宝堂
スッと伸びた長めの柄が持ちやすい、カレースプーンです。
カレーはもちろん、炒飯やリゾットなど、ご飯ものをたべるときにぴったりなサイズ感。
白玉にアイスクリームを盛って、和スイーツのパフェに添えてもステキです。
レンゲ 曙 石川漆宝堂
漆の色合いが美しい、レンゲです。
レンゲの下の部分が平らで安定感もあるので、一口分の前菜をのせるなんて、粋な使い方もできそうですね。
オホーツクスプーン 中 弁柄 スぺタコペタ
魚のフォルムが愛らしくも上品なスプーンです。
日本のなかでも特に希少なオホーツク網走産の漆を、直接口に触れる「上塗り」に使用しています。
なめらかで刺激の少ない口あたりのおかげで、食事をよりおいしくしてくれますよ。
カトラリー作家さん紹介
フレル 山田哲也
「自然と手でふれたくなるもの、ふれて体温を感じるようなものを目指したい。」
そんな思いから生まれた作品は、暮らしの中に自然の恵みやぬくもりを運んできてくれます。
フォーク L ウォルナット フレル 山田哲也
柄は持ちやすく、手にすっと馴染む五角形。
親指、人差し指、中指がそれぞれ添えやすい角度で成形されています。
その使い心地は格別ですよ。
石井宏治
丁寧に時間をかけて作り出される作品たちのコンセプトは、いつもひとつ。
「素朴な形で使いやすく、長くそばに置いておきたいもの。」
やさしい手仕事のぬくもりが、心地よい安心感を与えてくれます。
小さいハートの取り分け匙 山桜 木工 石井宏治
トキメキ溢れる、小さいハートが付いたスプーンです。
細やかな面取りが幾重にも施され、木目の美しさとマッチします。
シンプルで素朴な中にある、丁寧なひと手間を感じて頂けるとうれしいです。
icura工房
「長く大切に使われていくもの。飽きのこないシンプルな形。
使うときのことも考えた形。
素朴だけどどこか愛らしいそんなものを作っていきたい」という思いで、カトラリーや木のトレーを作られています。
ディナースプーン さくら icura工房
ふわりと軽く、丸みを帯びた三角形の柄の持ち心地は格別。
丸いつぼの部分に施された細やかな模様が、木目の美しさとマッチします。
クラフトKOCHI
「 温かい手触り、優しい口当たり、美しい木目、たくさんの木の素晴らしさを食卓に。」
と思いを込めて、北海道で制作されています。
デザートスプーン 樺 黒 クラフトKOCHI
軽やかな持ち心地の、樺(かば)のデザートスプーンです。
親指と人差し指を添える部分はやわらかなカーブで、テーブルに着く面はフラットになっています。
心地よくフィットして力が入りやすく、すくいやすいのが嬉しいポイントです。
atelier PEKA 横沢美佳
シンプルだけど、どこか遊び心とオリジナリティーを感じさせるatelier PEKAさんの作品たち。
時間の経過とともに変化する金属の風合いも魅力だと感じ、飽きのこないデザインを意識し、長く使い続けていただけるようにと制作されています。
サーバーフォーク L 真鍮 atelier PEKA 横沢美佳
丸いフォルムが優しい印象。
すらっとシャープな柄の部分には、凹凸模様が施されており細部にまでこだわりが。
普段づかいはもちろん、お客様を招いてわいわい賑やかに、おもてなしにも活躍してくれそうです。
セットで使いたい、カトラリーレスト
食卓を簡単に、少しだけ楽しい雰囲気してくれるのがカトラリーレスト。
サイズも小さく、さっと着替えるように、手軽に食卓の雰囲気を変えられるのがうれしいところです。
カトラリーとお箸、どちらにも使いやすいおすすめの商品をご紹介します。
箸置き グレー 陶器 ローズマリー 波佐見焼
食卓にちょっとした華やかさをプラスしてくれる、ローズマリーシリーズ。
落ち着いた色味なので、どんなお料理にも合わせやすく、シックで大人な雰囲気が感じられます。
和食器はもちろん、北欧の器など、洋食器と合わせてもステキです。
frame カトラリーレスト 3個セット 陶器 sen 波佐見焼
シンプルで上品な、3つのカトラリーレストが入ったセットです。
光沢感を抑えたゴールドが、レトロでどこか懐かしく、ロマンティックな雰囲気を醸していますね。
いつもの食卓にプラスするのはもちろん、特別な日の食卓に彩を添える立役者としても活躍します。
箸置 フランスパン 磁器 有田焼
思わず食べたくなってしまうような、フランスパンの形の箸置です。
こんがりとした焦げ具合が絶妙で、なんだか良い香りがしてきそう。
長さがあるので、大きめのカトラリーもしっかり支えてくれますよ。
カトラリーレスト・箸置きについて、こちらの記事で詳しく紹介しています。気になる方は読んでみてくださいね。
カトラリーが気になった方は
今回は、カトラリーについて、素材別にご紹介しました。
和食派・洋食派、自分用・おもてなし用など、使用シーンに合わせてお気に入りを見つけてみてくださいね。
こちらの記事が、カトラリー選びの参考になりましたらうれしいです。
今回ご紹介した商品は、こちらからご覧いただけます。
みなさんが、お気に入りのうつわで食卓を楽しめますように。