こんにちは!作家さんのうつわを販売するお店『 おうちで楽しむ陶器市 うちる 』を営む店主のタケザワと言います。
今回は、年々人気が増している波佐見焼(はさみ焼)について紹介したいと思います。
焼き物産地の中でも丈夫で扱いやすく、比較的安価で個体差も少ないのが特徴で、つるりとした磁器の手触りが気に入っているという方も多いと思います。
また、近年モダンでおしゃれなデザインのものや、新進気鋭のブランドも増えてきています。
まずは、波佐見焼のバリエーションの面白さをご紹介させていただいて、その後、人気の窯元やブランドをご紹介したいと思います。
波佐見焼の商品について一通り見たいという方は、下記に一覧ページのリンクを貼っていますのでこちらからご覧ください。
では、早速いってみましょう。
目次
波佐見焼の定番、染付のうつわ
昔から人気のある波佐見焼といえば、染付。
どこか懐かしさがあり、それでいてスタイリッシュにもまとまる染付の青色。
昔から馴染みある色味なので和食はもちろんのこと、洋食や中華、デザートまで幅広く似合う懐の深いうつわです。
花木瓜深皿 磁器 渕あそび 波佐見焼
すっきりとした花型に伝統的な模様が印象的な、品のある佇まいの深鉢です。大人っぽい、凛とした表情で、食卓に上品な光をおとしてくれそうなうつわです。
しっかりした深さがあるので、肉じゃがや筑前煮などの煮物にもぴったりです。
花小皿 筋青 磁器 渕あそび 波佐見焼
和の趣を感じる佇まいでありながらすっきりとしたデザインのうつわは、モダンな印象も感じます。白の面積が大きいので、幅広く活躍するうつわです。
浅鉢 筋赤 磁器 渕あそび 波佐見焼
色違いの赤いラインが印象的な花型の浅鉢。華やかさが一層増して趣が感じられそうです。
小鉢 青 磁器 渕あそび 波佐見焼
ねじりの効いたデザインに、シャープな絵付け。錆色の渕がうつわ全体を上品に引き締めているうつわです。お浸しや酢の物など、シンプルな青菜が活きる印象です。深さがあるので汁気の多いお料理にも向いています。
波佐見焼の人気の窯元&ブランド紹介
西海陶器
1946年、先代会長が一台のリヤカーで陶磁器の行商をはじめ、11年後に西海陶器株式会社を設立。
社名の由来は、当時近隣に架けられた西海橋。
「ヒトとモノの架け橋となり人々の暮らしを豊かにしたい」という思いが込められています。
近年は海外拠点を広げ、世界各地へと波佐見焼などのうつわを届けているそうです。
karakusa
波佐見の原点ともいえる「くらわんか」を現代的にアレンジしたkarakusaシリーズ。
大胆に、そして繊細に施された呉須の染付が波佐見の伝統美を現代に伝えています。
唐草が伸び伸びと染め付けられたうつわには波佐見焼らしさが感じられます。
染付の製品一覧は下記のリンクからご覧いただけます。
林九郎窯
飽きがこない深い味わいの“染付”、絢爛豪華な“古伊万里様式”、染付と赤絵の絶妙なバランスの“染錦”などを、作り続けている林九郎窯。
伝統的な古典柄を少し現代風にアレンジしたうつわが、テーブルコーディネートを豊かに演出します。
翔芳窯
翔芳窯は、手描きの絵付けにこだわる窯元です。
この美しい柄が手描きで書かれていると思うと驚きですね。
自然をモチーフに、懐かしさを感じるものからモダンなものまで、ひとつひとつ が手仕事の温かみを感じられるうつわをつくっています。
ブルーシリーズ
使いやすいスタンダードな形状に、筆の特性を生かした草花モチーフの絵柄を大胆にレイアウト。
深みのあるブルーを基調としたデザインが、食卓を彩ります。
ハリー レスト
かっこいい和食器だけではありません。
こんなにキュートなトリの箸置きもあります。
自宅用にしても、可愛いもの好きのあの人へちょっとしたお礼にもいいですね。
AIYU
波佐見焼をセレクトして紹介する一方で、使い手目線のオリジナル商品開発・デザイン開発に取り組み続けているAIYU。
陶磁器デザイナーの石原涼太さんとコラボしたbirdシリーズ、wreath on the tableなどかわいらしいものから、Eシリーズなどの機能性を重視したうつわまで、様々な商品を取り扱っています。
ORIME
テキスタイルのモチーフに作られている『ORIME』シリーズ。
柄はハンコを用いて作られており、生地を貼りあわせたようなデザインが、手仕事ならではの面白味を醸しだしています。
布の素材感、手仕事の風合いを表現するために、あえて重なりやムラ、フチのわん曲が出るようなデザインに仕上がっています。
磁器の多い波佐見焼には珍しく陶器でできているため、「土もの」の柔らかな雰囲気も感じられるうつわです。
色はブラウンとホワイトの2色で、ブラウンは印判、ホワイトはイッチンのような凹凸で模様がつけられています。
ORIMEの製品一覧は下記のリンクからご覧いただけます。
ローズマリー
神秘の力を持つハーブと呼ばれる香り豊かなローズマリーをモチーフにしたうつわです。
釉薬の溜まり具合によって変化するローズマリーの美しい濃淡の表情とつるりとした手触りの良さが特徴。
汚れも落ちやすく食洗器や電子レンジにも対応しているのも嬉しいポイントです。
ローズマリーシリーズは色違いもあり、色によって印象が異なります。
ホームユースはもちろん、レストランやカフェなどの業務用としても販売されてきました。
デイジー
デイジーの花をモチーフにデザインされたデイジーシリーズ。
絵付けされた部分はぷっくりと盛り上がっていて、手仕事を感じられる手触りです。
ネイビーはどこか和の雰囲気を感じるのに対して、グレーは北欧食器を思わせます。
色によって印象がガラリと変わるのも楽しいですね。
デイジーの製品一覧は下記のリンクからご覧いただけます。
京千
緑豊かな山間にある「やきもの工房・ギャラリー 京千」。
普段使いの食器の他に、ヨーロッパ生まれの顔料を使った赤いうつわ、ユニークなモチーフの箸置きや置物、ボタンやアクセサリーなど、多様な焼き物を作っています。
京千に所属するスタッフがそれぞれ自由に制作した陶器もあり、工房に併設しているショップとギャラリーでは、幅広く色々な作品を楽しむことができます。
sen
京千の新たなプロダクトラインとして、2010年にスタートした『sen』。
『日常の様々なシーンを、寄り添うように彩るもの』をテーマとして、焼き物の魅力をより身近に感じてもらえるようなアイテム作りを心がけて日々製作されています。
senシリーズは、陶器でも1270度という高温で焼成されており、土が固く焼き締まるので、陶土でも強度があることが特徴となります。
senの製品一覧は下記のリンクからご覧いただけます。
藍染窯
大自然の山あいに位置する小さな工房 の「藍染窯」。
無骨さの中にも、どこか落ち着きを感じさせる高級感のある佇まいが魅力です。
日々気軽に使える機能性は、毎日の生活に彩りを加えてくれます。
青藍
民藝テイストを波佐見焼で表現した「青藍」シリーズ。
波佐見焼の伝統技法である「染付」を用いた絵柄は、1つずつ職人さんの手描きです。
温かみのある筆跡は、ひとつひとつ違った表情で、手仕事ならではの愛嬌たっぷり。
シンプルで大胆なデザインは、普段の食卓を明るくしてくれますよ。
白山陶器
長崎県波佐見町で「なにより使いやすく、生活の中になじむ」ということを大切に、時代を超えて、スタンダードであり続ける器づくりをされている白山陶器。
この醤油差しをみたら、見たことある、という方も多いのではないでしょうか?
『華美ではなく、かといって平凡でもなく。新しさはあるけれど、時代に左右されることなく使っていて飽きのこないデザインこそ美しい器』
その想いのもとに作られた白山陶器の波佐見焼は多くの人の心をひきつけ、グッドデザイン賞や、ロングライフデザイン賞など多数受賞されているブランド食器です。
ブルーム
まるでリースのような手描きのパターンは、やわらかな印象で生き生きとした表情が魅力的。
つるりとした感触の白磁に鮮やかな色味の瑠璃色が映えて、食卓をはなやかに彩ってくれそうです。
薄手ながら、丈夫で扱いやすい磁器製なので、おもてなしにはもちろん、普段づかいの器としても重宝します。
平茶碗
白山陶器の代表的なアイテム、平茶碗。
飯碗としてだけでなく、煮物やサラダなど、自由に盛りつけを楽しめる形です。
浅めのつくりなので、上品にお料理を引き立ててくれます。
電子レンジや食洗機も使える磁器は、現代の暮らしでとても扱いやすいタイプのうつわです。
重ね縞
白磁に呉須のさわやかな縞模様は、ツートンのようにも見えるペン画調で、
凛とした印象の磁器でありながらあたたかみを感じられるデザインになっています。
1984年の発売からのロングセラーアイテムで、2016年にグッドデザイン賞(Gマーク)の選定を受けたことに象徴されるように、優れたデザイン性が一番の魅力です。
ベーシック
白山陶器のベーシックシリーズは日本の食卓ならではのうつわをシンプルにデザインしたロングセラー品です。
普遍的なフォルムが多くの方に愛されています。
飽きのないデザインなので、日々の暮らしにすっと溶け込んで長く愛せるアイテムです。
NISHIYAMA
1865年(慶應元年)に生まれ、うつわを作り続けて150年を迎えたNISHIYAMA。
大胆に絵が返れた花の模様が特徴的なデイジーや、テキスタイルのような総柄の葉っぱ模様が北欧雑貨のような印象のフォレッジなどが人気です。
スウェーデンの陶芸家リサ・ラーソン氏(Lisa Larson)、biotope、鹿児島睦氏、BIRD’S WORDSなど、様々なアーティストとの共同開発も行っています。
essence(エッセンス)
essence(エッセンス)は「暮しの中で豊かさを感じられるものづくり」をコンセプトに、テーブルウェアとインテリア雑貨を開発しているデザインプロジェクト。
やわらかなアイボリーカラーで、控えめながらもしっかりとお料理を引き立ててくれる色味です。
HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)
HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)は、LAを拠点にするデザイナーの篠本拓宏氏(tortoise)がディレクションして生まれたブランドです。
個々のアイテムが共通の直径でデザインされているため、すべてのうつわはサイズ毎にスタッキングする事ができ、大きい器に小さい器を入れ子にすることもできます。
マルヒロ
昭和32年、露天商に始まったマルヒロは、波佐見焼の食器やインテリア雑貨を企画している工場を持たない陶磁器メーカーです。
マルヒロを代表するブランドと言えば、HASAMI。
60年代のアメリカのレストランで使われていた大衆食器をテーマにした、という食器は、カラフルでポップ。
雑貨屋さんなどで見たことがあるという人も多いと思います。
また、一方で、BARBARという風情のある和のテイストのブランドもあります。
伝統的な白磁に呉須色の絵付けをした和モダンなブランドで、こちらも非常に人気があります。
BARBAR(馬場商店)
懐かしいけれど、どこかモダンな印象がある馬場商店のうつわたち。
白磁に呉須の色絵付けで描かれる模様は、伝統的な絵柄を今風にアレンジしたものです。
そのため、和の雰囲がしっかり残りつつも現代の食卓にもしっかりとマッチします。
おすすめの波佐見焼
シンプルで使いやすい波佐見焼
近年では、モダンなデザインものが増えており、プロダクトデザインの要素が強いもの、北欧食器と相性の良いもの、アンティーク感を感じるものなどが登場しています。
calme
染付が美しさの一方でつるりとした手触りも波佐見焼の特徴のひとつ。
シンプルな波佐見焼は洋食にも合うので、特別なディナーやゆっくり楽しむモーニングにとシリーズで揃えて使うのもいいですね。
木瓜
江戸時代から愛されてきた伝統的なうつわ、木瓜皿をモチーフにしたシリーズです。
木瓜は子孫繁栄や縁起が良いと言われています。
伝統的なフォルムを現代的に、和洋問わず日々の食卓に溶け込むデザインや色使いが特徴です。
スクレ
素朴な土の風合いが感じられるスクレシリーズ。
シンプルなデザインで、食卓にすっと馴染んでくれます。
使う人を選ばないので、プレゼントにも喜ばれそうですね。
かわいらしさを感じる波佐見焼
シンプルでつるりとした波佐見焼とは一味違う、かわいらしい波佐見焼も取り扱っています。
和の趣を感じる佇まいでありながら、すっきりとしてかわいらしいデザインが人気です。
ミモザ
春の訪れを告げる、可憐なミモザ柄のうつわです。
風に揺れているような繊細な葉っぱ模様に、黄色く鮮やかなミモザの花がぱっと目を惹きます。
ひとつひとつ丁寧につけられた模様が、和洋問わず日々の食卓に溶け込んでくれますよ。
fruits
さくらんぼ、レモン、いちごが描かれたfruitシリーズ。
波佐見焼には珍しいかわいらしい絵柄に夢中になる人が多いうつわです。
プレートは大きめサイズなので朝ごはんのワンプレートにぴったり。
違う絵柄と合わせたビタミンカラーのコーディネートは元気が出そうです。
ダリア
和食器でありながら、どこか北欧っぽさも感じられるダリアシリーズ。
黄色と青の組み合わせが元気らしく、合わせ方によっては落ち着いた食卓にもぴったりです。
色や形違いで揃えたら、食卓を華やかに彩ってくれます。
シンプルな無地のうつわに、アクセントとして合わせるというのも楽しそうですね。
波佐見焼の売れ筋ランキングTOP5
うちるでは、波佐見焼だけでも400点ものうつわを取り扱っています。
その中で売れ筋のうつわトップ5を紹介します。
1位 桔梗小鉢 黄 磁器 渕あそび 波佐見焼
2位 小鉢 青 磁器 渕あそび 波佐見焼
3位 丼 そよぎ唐草 陶器 青藍 波佐見焼
4位 花木瓜深皿 磁器 渕あそび 波佐見焼
5位 ポット アイボリー 陶器 スクレ 波佐見焼
波佐見焼の特徴
「波佐見焼」は長崎県波佐見町で作られている、400年以上の伝統を誇る陶磁器です。
波佐見焼は、生産されているほとんどが磁器の器で、丈夫で扱いやすく、比較的安価で、個体差も少ないため、安定した商品、作品を手にすることができます。
今回紹介したブランドは、どれも波佐見焼を代表するものばかりです。
その中でも、白山陶器のプロダクトデザイナー森正洋が手掛けたG型しょうゆさしは、波佐見焼や白山陶器を知らないという方でも見たことがあるというくらい有名な作品です。
今回紹介したもの以外にも、モダンで、スタイリッシュな波佐見焼のブランドが次々と登場しており、著名なアーティストとのコラボレーションも多数あります。
波佐見焼の歴史
波佐見焼誕生のきっかけを作ったのは、戦国武将として有名な豊臣秀吉が関わっています。
1592年から1598年にかけて、領土拡大を目指し朝鮮出兵が行われました。
そのとき、波佐見地方の領主大村喜山が連れて帰ってきた陶工たちと、波佐見町村木の畑ノ原、古皿屋、山似田の3か所で、焼き物を大量焼成するために登り窯を作ったことが、始まりと言われています。
磁器のイメージが強い波佐見焼ですが、当時は陶器に釉薬をかけたものを作っていたそう。
その後、磁器となる原料が発見され、しだいに磁器に染付されたものや青磁が多く生産されるようになりました。
17世紀半ばに東南アジアを中心に輸出され、波佐見焼の窯の数も職人の数も一気に増えていきます。
ただし、17世紀後半には中国が磁器の貿易を強化したことに伴い、波佐見焼の輸出量は減少。
その代わり、国内向けのリーズナブルで使い勝手の良い日用食器の生産が中心になり、現在の波佐見焼の流れにつながっています。
陶器と磁器の違い
うつわ(焼き物)は、大きく「陶器」と「磁器」に分かれています。
土ものと言われる「陶器」は、陶土とよばれる粘土、つまり土が主な原料です。一方で、石ものと言われる「磁器」は、陶石とよばれる岩石が主な原料となります。
磁器は、そのつるりとした質感と、それによって映える色や絵付けなどが特徴です。
波佐見焼は、磁器に分類されるものが多いため、目止め不要で、丈夫。扱いやすく、揃えやすいというのが波佐見焼の魅力の一つと言えます。
陶器 | 磁器 | |
原材料 | 陶土(粘土)が主 | 陶石を粉砕した石粉が主 |
目止め | 必要なものが多い | 不要なものが多い |
強度 | 強くない | 比較的強い |
特徴 | うつわの素材の風合いややわらかな色味 | 美しい絵付けやはっきりとした色味 |
主な焼き物 | 美濃焼 益子焼 信楽焼 笠間焼 | 有田焼 九谷焼 砥部焼 波佐見焼 |
波佐見の観光情報
波佐見焼について調べていたら、実際に波佐見町に行ってみたくなってきませんか?
ギャラリーやショップなどが比較的まとまっているので、観光しやすいところも魅力的。
うちる編集局が波佐見町でうつわ巡りをした記事や、現地のおすすめスポットをまとめた記事もありますので、ぜひ読んでみてくださいね。
波佐見焼の産地で焼き物巡り- 現地で立ち寄りたいオススメ15スポット
主要な観光スポット
西の原
西の原エリアは、江戸時代から続く製陶所をリノベーションした商業複合施設です。
雑貨屋、カフェ、クライミング施設などが立ち並ぶ、今もっとも話題のオシャレスポット。
製陶所として使用された当時の面影を楽しみながら、現代の暮らしに合った雑貨やうつわのお買い物が楽しめますよ。
住所 :長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2187-4
営業時間・営業日:各店舗によって異なる為、HPで確認をお願いします。
HP :https://24nohara.jp/
焼き物公園
陶芸の館に隣接し、毎年ゴールデンウィークには県内外の人々で賑わう「波佐見陶器まつり」が開催されている公園です。
施設内には、古代から近世にかけての世界を代表する窯、12基を再現した世界でも珍しい野外博物館「世界の窯広場」があります。
住所 :長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2255-2
営業時間:8:30~17:00(見学自由)
休日 :年中無休
HP :https://www.town.hasami.lg.jp/kankou/meisho/1284.html
鬼木の棚田
ここは日本「棚田百選」にも選ばれている場所です。
季節ごとに違った風景で、訪れる度に新しい発見があるかも。
毎年9月には、その年の話題になった人を題材とした案山子のイベント「鬼木棚田まつり」も開催されていますよ。
住所 :長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2255-2
営業時間:8:30~17:00(見学自由)
休日 :年中無休
HP :https://www.town.hasami.lg.jp/kankou/meisho/1284.html
寄りたいショップとギャラリー
OYANE
西海陶器が運営するギャラリー兼ショップで、店内は陶磁器で焼く際に使うサヤ(厘鉢)が飾られています。
1階の「陶器の窯蔵」では波佐見焼をはじめとする各種食器を購入でき、ギャラリースペースとしも使える「OYANE」と呼ばれるスペースでは、イベントや個展が行われていることも。
併設されているCOYANEはベトナム料理のレストラン。
こちらでのランチもおすすめです。
住所 :長崎県東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷2204-4
営業時間:9:00-18:00
休日 :年中無休(年末年始のぞく)
HP :https://oyane.jp/
aiyu(アイユー)
広々とした空間にかわいい色合いのうつわが並ぶ、aiyuのギャラリー。
実店舗ならではのお買い物になるよう、それぞれの器の魅力をわかりやすく伝わるように工夫されており、食卓コーディネートの提案もしています。
住所 :長崎県東彼杵郡波佐見町皿山郷380
営業時間:10:00-17:00(土曜日は12:00~)
休日 :日曜
※営業時間と休日は異なる場合があるのでHPをご確認ください。
HP :https://aiyu-hasami.com/
京千
普段使いの食器の他に、ヨーロッパ生まれの顔料を使った赤い器、ユニークなモチーフの箸置きや置物、ボタンやアクセサリーなど、多様な焼き物の並ぶ京千さんのギャラリー。
スタッフがそれぞれ自由に制作した陶器もあり、幅広く色々なものを楽しめますよ。
住所 :長崎県東彼杵郡波佐見町小樽郷550
営業時間:11:00〜17:00
休日 :毎月第1・第3日曜
HP :http://www.kyosen-nagasaki.jp/
作陶体験ができるところ
くらわん館
くらわん館はやきもの公園内の陶芸の館1Fにあり、商社・窯元のやきものが揃う観光物産館です。
ここでは、「絵付け」「ロクロ」「タタラ型打ち」などの陶芸体験が出来ます。
絵付けなどお子さんにもぴったりな体験があり、ご家族でも楽しめそうです。
住所 :長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2255-2
営業時間:9:00〜17:00(要予約)
休日 :年末年始
電話 :0956–26-7162
HP:http://kurawankashop.sakura.ne.jp/
中尾山 伝習館
手びねりや絵付け体験など本格陶芸が楽しめます。
自然にあふれた空間での陶芸体験は、とても気持ちが良さそうです。
住所 :長崎県東彼杵郡波佐見町中尾郷332
営業時間:10:00〜17:00(要予約)
休日 :火曜日・年末年始(不定休あり)
電話 :0956-85-6127
※営業休止中
波佐見陶器まつり
波佐見陶器まつりは毎年ゴールデンウイークに開催される大きな陶器市です。
30万人が訪れるこのイベントでは、白山陶器や、馬場商店など、波佐見焼を代表するブランドのB品などをショップに卸せなくなったものを中心にお安く購入することができます。
『波佐見陶器まつり』
■開催日時:例年は4月29日~5月5日
■開催時間:9:00~17:00
■開催会場:本会場…やきもの公園広場 / 第2会場…波佐見・有田インター入り口広場
波佐見陶器まつりのことについては、下記の記事にまとめています。
【2024 波佐見陶器まつり】徹底ガイド!基本情報やおすすめ作家さん紹介
当日は大混雑が予想されますので、早朝に行って並ぶなどして万全の状態で臨んでください。
波佐見焼のおしゃれなテーブルコーディネート
デザインの違う染付のうつわに、おにぎりやおかずを少しずつ盛りつけて。
上品な印象にまとまりますね。
パンにスクランブルエッグとプチトマト、ウィンナーをのせて、おしゃれにワンプレート朝食。
リムのローズマリー柄が、さりげなく引き立ててくれますね。
ゆっくりブランチタイムを。
キッシュやバターサンドと、落ち着いた風合いのうつわが相性ぴったりですね。
紹介したブランドが気になった方
本記事で紹介したブランドのアイテムは、すべてではありませんが、下記の一覧から購入することができます。
また、シンプルで華やかなデザインの多い波佐見焼は、どこか北欧食器のような雰囲気も。
北欧食器が好きな方におすすめの波佐見焼は、こちらでご紹介しています。
北欧食器が好きな人におすすめ!【波佐見焼】のシリーズ・テーブルコーデ
そのほか、波佐見焼について詳しくはこちらの記事でも紹介しています。
・【波佐見焼】おしゃれなテーブルコーディネート例17選
・【波佐見焼】結婚祝い、母の日、就職祝いなどのギフトにオススメしたい器19選
・毎日使いたくなる波佐見焼のおすすめマグカップ10選
・【波佐見焼の茶碗・どんぶり】おすすめのおしゃれなうつわ10選!
たくさんある波佐見焼の中からお気に入りを見つけてみてくださいね。
それでは、最後までご覧いただきましてありがとうございました。皆さまがよい作品と出会えますように!