初めての器の選び方

こんにちは!
おうちで楽しむ陶器市 うちる店主のタケザワです。

ここでは、うつわ初心者の方向けに、初めてうつわを買う際の
「どんなものを買っていいかわからない。」
という疑問に対して、うつわの選び方とおすすめの商品についてご紹介していきます。

『うつわの選び方』と一言で言っても、和食器もあれば洋食器もあって、作家さんのものや、窯元のもの、量産品など、かなりの種類のものがあります。

せっかくうつわを買うのですから、気持ちが明るくなったり、食卓の雰囲気がグッと良くなったり、お友達を招いたときなどに「素敵!」と言われたり、自分らしさがでるものがいいですよね。

「うつわを買いたいんだけどどんなものを選べばいいの?」という方は、
1の「初めてうつわを買う際の選び方」や、
2の「初めてうつわを買う時におすすめの1枚」を。

「まずは1点買ってみたんだけど、次はどんなものを買ったらいいの?」
という方は、
3の「買い足す際のポイント」をご参照ください!

それでは早速いきましょう!


1.初めてうつわを買う際の選び方

(1)窯元のうつわを選ぶ

まず、当店のセレクトの中でも作家さんのうつわと窯元のうつわの2種類があります。

作家さんのうつわは個性的で雰囲気のあるものが多いですが、お皿からカップや鉢などを一通り揃えようと思うとある程度の金額になってしまいます。

最初に人数分揃えたり、同じテイストで揃えたりするなら、焼き物産地の窯元のうつわをオススメします。

窯元のうつわは、数が確保しやすく価格も買いやすいため、手軽に手仕事のうつわの雰囲気を楽しんでいただけます。

もちろん、お気に入りの作家さんを見つけてそのシリーズで揃えて買っていくのもいいですが、まずは色んなうつわを試して、自分好みのうつわを探していくのも手です。


代表的な産地として、美濃焼と波佐見焼の特徴についても簡単にご紹介します。

美濃焼

美濃焼

美濃焼 一覧ページ


美濃焼は、多彩な技法で多くの種類のうつわが作られています。
陶器で出来たものが多いため、温かみのある雰囲気にまとまります。

美濃焼のスタイルと言えばこれ!というものが明確でないことから、様々な種類の中から存在し、お手頃で自分好みのうつわを見つけることができます。


波佐見焼

波佐見焼

波佐見焼 一覧ページ


波佐見焼は、磁器を中心としたモダンなデザインのものが多くみられます。

つるりとした磁器に、カラフルで可愛い絵付けや染付けが特徴的で、白山陶器を代表とした様々な磁器のブランドが存在します。

価格が比較的安価で、日常使いしやすい丈夫なうつわが多く、複数枚揃えるときにぴったりです。


(2)メインのお皿から選ぶ

新しくうつわを買い始めるにあたってまずは1点買ってみたい、という場合に最初に選ぶべきは、メインのお皿(大皿)です。

大皿というと、昔は家族も多かったこともあり、1尺(30cm)以上のものもありましたが、現在では、家族構成も変わりつつあり、当店での大皿の大きさの目安は、大体7寸〜8寸(21cm〜24cm)くらいを指します。

大皿をオススメする理由は、2つあります。

1つ目は、1番よく使うサイズだからです。

このサイズのお皿は、メインディッシュなら副菜を盛りつけて丁度1人前、シェアするなら2〜3人前という、1番良く使うサイズなんです。

2つ目は、メインのお皿は、食卓の印象決めるからです。

お料理の盛り付けをする際に、1番最初に決めていくのがメインのお皿のため、どうやってコーディネートしようか悩んだ時のポイントになります。

そのような点から、まず1点買うなら大皿をオススメします。

次に、初めてうつわを買う際に、おすすめの商品を紹介ます。

もちろん気に入ったものがあればそれが1番ですが、いくつか例を出しながらご紹介しますので、うつわ選びの参考にしていただければうれしいです。


2.初めてうつわを買う際におすすめの1枚

(1)白いお皿

お皿と言えば、白!というイメージがあると思いますが、意外と真っ白なプレーンのお皿って難しいんです。

それは、真っ白だと、パッと見た時に目に入るのがお料理だけなので、お料理の盛り付けの良し悪しが、見た目の良し悪しにハッキリと出てしまうからです。


お料理が美味しそうに見えるポイントはうつわの、"余白"。

例えば、リムに削ぎ目のような装飾があったりかわいらしい花の形をしていたりと、特徴的なフォルムや風合いのお皿は お料理を盛ったときに意外と合わせやすく重宝します。


メイン皿盛り付け

美濃焼 菊花 7寸皿 白 磁器



メイン皿盛り付け2

美濃焼 粉引削り大皿 陶器


上記2点のうつわは、当店でも人気の高いうつわなのですが、どちらも、真っ白というよりは、少し濃淡があり、フチにデザインが入っているので、お料理を盛りつけた時に美味しそうな印象があります。

信楽焼

プレート 25cm 鎬 粉引 陶器 信楽焼


和食器の場合、粉引と呼ばれる白いうつわも多く、粉引は真っ白ではないため(色ムラがあったり、薄ピンクの色が入ったり)それが自然な風合いでお料理を引き立ててくれます。

寺田昭洋

7寸リム皿 白黒 陶器 寺田昭洋


また、和食器には、黒点と呼ばれる、陶器らしい黒い胡麻のような点々があるものが数多くあります。

黒点は、うつわに土のぬくもりや質感を与えてくれ、シンプルすぎるうつわよりも料理を盛り付けた時に自然とテーブルやお料理になじんでくれます。

(2)濃い色(ダークカラー)のお皿

次に紹介したいのは、黒や、紺、茶などの、色の濃い(ダークカラー)うつわです。

「ダークカラーのうつわは難しそう…」
と敬遠されがちなのですが、合わせて見ると意外と簡単!しかもオシャレな印象を与えてくれるんです


美濃焼 削ぎ目大皿 濃紺

美濃焼 削ぎ目大皿 濃紺 陶器


写真はネイビーのうつわですが、ステンレスのカトラリーと色が対比になっていて良く映えます

お料理は、ポークソテーや、チキンのトマト煮、クリームパスタなど洋食系のものが特に合わせやすいです。

サラダなどもグリーンやトマトの色が鮮やかに見えるので、みずみずしく美味しそうな印象になります。

古谷製陶所

錆釉 ラッフルプレート M 陶器 古谷製陶所


こちらは濃いこげ茶のような色合いのもの。

真っ白と同様、真っ黒は色が重すぎるので、食卓には向きづらく難しいです。

しかし、真っ黒ではない、やや色ムラのあるこげ茶になるとどうでしょうか。
色も強すぎず、どこか優しい印象があると思います

また、箸や汁椀など、食卓に木のものが入ると思いますので、その点からも色合わせしやすく、和食に取り入れても非常に使いやすいと思います。

色や柄のある皿

色や柄のあるお皿は、とにかく楽しいです。
どれが合わせやすいかな?と考えずに自分がビビっときたものをチョイスすることをオススメします。

自分が気に入った柄のうつわって、毎回使うときにワクワクしますよ!

皓洋窯

しのぎ7寸皿 LEAVES 磁器 皓洋窯 有田焼


色柄ものと言えば、波佐見焼です。
白磁に、呉須(青)で色鮮やかに絵付けされたものが人気で、北欧食器などとも相性バツグンです。

こちらは、皓洋窯のLEAVESと呼ばれるシリーズですが、このデザイン日本なの?!と驚くようなデザインですよね。

ローズマリー 波佐見焼

17.5cmプレート 琥珀 陶器 ローズマリー 波佐見焼


同じ波佐見焼でも、こちらは落ち着いた印象の1枚。
サイズ的には6寸なので、大きめの取り皿や、写真のようなベーグルやサンドイッチなどの軽食を載せるのにちょうどよい大きさ。

こちらは当店でも人気が高い1枚です。

角皿 大 ストライプ 陶器 一翠窯 やちむん(沖縄)

角皿 大 ストライプ 陶器 一翠窯 やちむん(沖縄)


最後に紹介するのは、沖縄のうつわ(やちむん)です。

こんな色鮮やかで、楽しげなうつわ、なかなかありません!

沖縄ならではの暖かくて穏やかで陽気な環境、人柄が生み出せるものだなあと思います。

ワクワクする、けどコレ合わせられるかなぁ。

大丈夫です!

こんなに派手なサンドイッチをのせても楽しそう、写真映えする色合いです。

角皿 大 ストライプ 陶器 一翠窯 やちむん(沖縄)

いくつかご紹介させていただきましたが、
「色々見たけど、最初はどれにしたらいいんだろう…?」
と悩んだときは、なるべくシンプルなものを選んでみてください。
お料理を盛りつけるとそれだけで色味が追加されますので、思ったよりも華やかな印象になると思います。

また、実際に使ってみると意外と良い、使いやすい、みたいなうつわは沢山あります!
食わず嫌いならぬ、使わず嫌いせずに色々試してみてくださいね。

3.買い足す際のポイント

揃えたいうつわが決まったら、次は、同じデザインのシリーズものや同じ作家さんのもので、何点か買いそろえるとコーディネートがぐっとしやすくなります。

例えば、メインとなる大皿を買ったらそれに合わせる小鉢や、取り皿、飯碗など…。

主役となるうつわの周辺に来るうつわを買い足すのが良いと思います。

ここで、シリーズで揃えた例をいくつかご紹介します。

(1)シリーズで揃える

菊花シリーズ
シリーズ


削ぎ目シリーズ
シリーズ


calmeシリーズ
シリーズ


ローズマリーシリーズ
シリーズ


いかがでしょうか?

シリーズで揃っているとぐっと統一感が出ると思いませんか?

次に同じ作家さんの作品でまとめた例をご紹介します。

(2)同一作家で揃える

木のね
同一作家


一翠窯
同一作家


青人窯
同一作家


森陶房
同一作家


こちらも、色は違えどどれも雰囲気が揃っていて、個性的で、世界観があると思います。

気になるものを1点ずつ買う、も良いですが
「どんなのを選べばよいかわからない!」
という場合は、同じシリーズで書い足しをするとまとまりのあるコーディネートを作れると思います。

(3)うつわ選びのステップアップ

作家さんやシリーズで揃えると、コーディネートしやすくなるのは分かったけど、それらを大体揃えてしまって、
「次の買い足しはどうしたらいいかな?」とか、
「他のうつわとの組み合わせはどうしたら良いかな?」
という疑問も出てくると思います。

また、買い進めていくにあたって、自分の好みのジャンルのようなものがでてきたりすると思います。

そんなときは、「作風から選ぶ」というコーナーから、好みの作家さんと同じ作風に入っているうつわを見てみてください!

作風から選ぶ


同じ作風の作家さんの作品をいくつか作品を組み合わせると自分好みの、自分だけのコーディネートになります。

そこからは、
色柄のバリエーションを増やしてみる。
四季に合わせて色や素材を変えてみる。

など、洋服を選ぶように作家さんのうつわを少しずつ組み合わせていきましょう。

自分に合った好みの器を探していくとどんなお料理でも、どんなシーンでも自分らしいテーブルコーディネートができるようになると思います。

4.最後に。

色々試してみると自分の本当の好みが少しずつわかって来たりします。

・シンプルで真っ白なお皿が好きだと思ったけど、少し装飾があるほうが、料理を盛ったときに使いやすく好みだった。

・食器棚は丸いお皿ばかりだったけど、オーバル皿や角皿を合わせてみたら食卓の雰囲気にアクセントがついてよかった。

・好みに近いイメージで、新たに作家もののうつわを取り入れてみたくなった。

こんな風に、好きな雰囲気や作風がなんとなくわかってきたら、作家さんのうつわを少しずつ自分の食器棚に買い足していきましょう。

作家さんごとに個性豊かな作品を作ってくれているので、「お気に入り」や「定番」、「少し冒険してみるもの」など色んな角度からうつわを楽しんでみてください。

うちるで取り扱ううつわは、作家さんの手仕事のうつわを中心とした個性豊かなものばかりです。

ナチュラルであたたかみのある雰囲気だったり、北欧テイストのものだったり、思わず顔もほころぶ、かわいらしい表情の染付がすてきなものだったり。

テイストはそれぞれ違いますが、いずれも手仕事ならではの魅力が感じられます。

「お料理がよりおいしく見える」
「食卓がもっと楽しい場所となる」

そんな、食卓を華やかに彩るうつわとの、素敵な出会いのお手伝いができたら嬉しいです。

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