のびやかで力強いタッチ
ちょっとした副菜や取り鉢として、大活躍してくれる4寸鉢です。
土の質感が残るグレーがかった素地に、パッと映える呉須と飴色。
落ち着いた色合いながら、沖縄の賑やかな空気を感じる佇まいです。
土ものらしいほどよい重みも、やちむんならではの特徴のひとつ。
ひとつひとつ個性がある表情で、食卓を楽しく彩ってくれますよ。
多用途で使える、ありがたい小鉢
食卓に副菜をあともう一品、というときにぴったりのサイズ感。
ポテトサラダや冷奴、ほうれん草のお浸し。
沖縄料理ならにんじんしりしり!
シンプルな食材は色柄ものと合わせると、見栄えがさらにアップします。
スタッキング収納もできるので、来客用にも揃えておきたいですね。
作風・雰囲気について
青陶舎の青柳さんは、物事がうまくいかず焦ったときに「よんなーよんなーさ。」と声をかけられると、すっと肩の力が抜け、気持ちがしっかりと落ち着き、またゆっくりと前向きになれると言います。
「よんなーよんなー」とは沖縄の言葉で「ゆっくり、のんびり」という意味。
うつわからもそんな言葉が聴こえてきそうな、やさしいパワーの詰まった作品です。
沖縄の「やちむん」とは焼き物のことで、大らかな風土を感じるような風合いが特徴です。
沖縄の陶器には、釉薬の塗りムラや、貫入と呼ばれるヒビ、重ね塗りした釉薬のたまり、凹凸やピンホールなどが見受けられる場合があります。
これらも手仕事のうつわの個性のひとつとして、量産品にはない味のある風合いを楽しんでいただければと思います。
【 径 】 約12.3〜12.7cm
【高 さ】 約5.0〜5.5cm
【素 材】 陶器
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■やちむんのうつわはこちらからもご覧いただけます。
お気に入りを見つけてくださいね。
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青陶舎
青柳晃
1967年 神奈川県出身
1989〜1995年 北海道札幌にて山形美千代氏に就いて陶芸を始める
1992〜1994年 佐賀県立有田窯業大学校にて陶芸の基礎を習得
1996〜1999年 沖縄県恩納村照屋窯にて修行
2004〜2008年 恩納村仲泊にて陶芸工房・青陶舎を始業
2009年〜現在 北中城村荻道に陶芸工房を移転、運営中
北中城の荻道で「焦らない。あきらめない。よんなーよんなー。」をモットーに日々作陶しています。
毎日の生活を大切に楽しく、そして時おり命への感謝に心が届く。
そんな焼き物作りを目指しています。
注意事項
○手づくりのため、ひとつひとつ色合い、形、大きさ、厚みなどが少し異なり、個体差があります。○ピンホール等が見受けられたり、柄の入り方、色味が違ったりする場合があります。○ひとつひとつ違った表情をみせる、手作りならではのあたたかみのある風合いを楽しみたい方におすすめです。○電子レンジ・食洗機は使用できます。○オーブン・直火は不可です。○作家・窯元によって、価格の見直し・改定が行われる場合がございます。
作家さんからのおすすめメンテナンス法
○基本的に目止めは不要ですが、天然原料の性質のブレや窯の中での火の当たり具合などの要因で、表面部分に若干水分が染み込む場合もありますので、気になる場合は目止めをお願いいたします。 ○貫入という、うつわの表面にできる釉薬の細かい亀裂のような模様があります。キズとは異なり、水漏れなどはしません。手づくりの陶器の特質として、貫入によって変化する独特の味わいをお楽しみください。 ○吸水性が高いため、水分を含んだまま放置しますとカビやにおいの原因になります。使用後そのまま放置せず、できるだけ早めに洗い、乾いた布で拭き、しっかりと乾燥させてください。